コース: Excel:よくあるミスを防ぐ

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CSVファイルを適切に開く

CSVファイルを適切に開く

複数のアプリケーションで 互換性のある csv ファイルは、 データのやりとりによく使われます。 csv というのは カンマで区切られたテキストデータで、 メモ帳で開くとこのように それぞれのデータを カンマで区切っているのがわかります。 既定では Excel に 関連づけられているので、 ダブルクリックすると、 Excel が起動して開かれますが、 商品番号の 006、004 というように先頭に付いている0が Excel では落とされてしまっています。 これは Excel が 数値のデータ形式に 変換してしまったからです。 これではデータの照合などに 支障をきたしますので、 このレッスンでは csv ファイルの 適切な開き方を2つ紹介します。 使用するのは Chapter_02_2 の csv ファイルです。 実は Microsoft 365 の Excel では、 ダブルクリックでも 正しく開くことができるように なりました。 まずはそちらの方法から紹介しましょう。 ダブルクリックすると、 メッセージが出てきて、 次のデータ変換を実行します。 先頭の0を削除する と言われました。 削除してほしくないので、 「変換しない」をクリックします。 すると先頭の0を落とさずに 文字列の形式で開くことができました。 既定でこの機能が有効になっていますが、 管理画面を見ておきましょう。 「ファイル」タブから 「オプション」 見えていなければ 「その他」をクリックして、 「オプション」をクリックします。 Excel のオプション画面で 「データ」をクリックして 下の部分、 「自動データ変換」のセクションです。 このセクションが新しく追加されました。 「追加オプション」 「.csv ファイルまたは 同様のファイルを読み込む際に 自動データ変換があれば通知する」 ここのチェックが入っているので メッセージが表示されて、 変換するかしないかを聞いてくれた というわけです。 大変便利なオプションが 追加されました。 では確認でしたので キャンセルしておきます。 ただそれ以外のバージョンの場合は この機能が実装されていなくて、 0が落ちて開かれますし、 また文字化けしてしまうなど うまくいかないこともありますので、 今度はデータのストックと変換機能を 解説します。 では開かれた画面は…

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