コース: Microsoft Azureの基礎(AZ-900)試験対策

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SLAとサービスクレジット

SLAとサービスクレジット

Azure は、 基本的にはいつでも使用できますが、 常時、100 %の稼働率が 保証されているわけではありません。 サービスに関する保証は、 SLA に明記されています。 サービスレベルアグリーメントは、 略して、SLA とも呼ばれ、 サービスや製品に対する コミットメントの定義です。 Azure にも、SLA があり、 その内容は、マイクロソフトによって 定義されています。 Azure の SLA には、 さまざまな情報が明記されています。 その中でも、重要な項目として、 月間稼働率の保証と、 それに対するサービスクレジットの 割合があります。 どの程度の保証があるのかや、 それを満たせなかった場合の サービスクレジットの割合などの数値は、 サービスや製品ごとに異なります。 そのため、利用するサービスごとに、 事前に具体的な数値を 確認しておくことが重要です。 また、注意点として、 無料やプレビュー段階の機能、 およびサービスでは SLA が提供されないことが 挙げられます。 言い換えれば、有償かつ正式に リリースされているものだけが、 SLA の対象です。 各サービスの SLA の内容は、 ウェブブラウザから確認できます。 Google などの検索エンジンで、 Azure、SLA などの キーワードで検索すれば、 その内容を参照できます。 例えば、仮想マシンの SLA については、 可用性ゾーンや、可用性セット、 使用するディスクの種類によって、 月間稼働率の保証の数値が異なります。 また、一定の月間稼働率を 下回ってしまった場合の サービスクレジットについても、 構成別に明記されています。 これは、仮想マシンの SLA という 一例ですが、 このように、 サービスごとの SLA が明記され、 その内容は、ウェブブラウザから 参照できます。 SLA では、月間稼働率の保証を 下回ってしまった場合のために、 サービスクレジットの割合が 明記されています。 ただし、利用者自身で 返金の要求を行う必要があるということに 注意してください。 つまり、SLA 違反が起きた際に、 自動的に返金処理が 行われるわけではありません。 SLA 違反が起きた際には、 利用者は、返金の要求を行うための 情報や、理由などを明記して、 サポートリクエストとして…

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