コース: Microsoft Azureの基礎(AZ-900)試験対策

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リソースとリソースグループ

リソースとリソースグループ

Azure 上の複数のリソースを 効率よく管理するために、 リソースグループという コンポーネントがあります。 作成するリソースは いずれかのリソースグループに入れて 管理する必要があるため、 リソースグループについて 理解しておくことが重要です。 リソースは Azure 上に作成する ひとつひとつの資源のことです。 例えば、仮想マシン、 ストレージアカウント、 データベースなど、 個々の資源はリソースと呼ばれます。 リソースは Azure における 最小の管理単位となります。 リソースは個別に 変更や削除を行うこともできますが、 リソースグループと呼ばれる単位で まとめて管理できます。 リソースグループは、 リソースを束ねて管理するための 箱のようなものです。 リソースとリソースグループの関係は、 ファイルとフォルダーの関係と同等です。 リソースグループの分割方法は、 特に決まってないため、 自由に分割できます。 例えば、「リソースの種類ごと」や 「部門ごと」、「プロジェクトごと」に リソースグループを分けることで、 リソースの管理性を向上できます。 いくつかのリソースグループの例を 見てみましょう。 例えば、リソースの種類ごとに リソースグループを分割する場合、 仮想マシンリソースグループという リソースグループを作成し、 その中に仮想マシンを格納して管理します。 また、部門ごとに リソースグループを分割する場合、 開発部リソースグループなどのような リソースグループを作成し、 その部門で使用するリソースを 格納して管理します。 このように、ひとつのリソースグループ内に さまざまな種類のリソースを格納できます。 リソースグループを使用して 管理を行う上で、 いくつかのポイントがあることも 知っておく必要があります。 そのいくつかのポイントを 確認しておきましょう。 まず1つ目のポイントとして、 ひとつのリソースは、 いずれかひとつのリソースグループに 追加する必要があることが挙げられます。 したがって、ひとつのリソースを 複数のリソースグループに追加はできず、 また、どのリソースグループにも含まれない リソース作成もできません。 2つ目のポイントとして、 さまざまなリージョンのリソースを ひとつのリソースグループに 追加できることが挙げられます。…

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