コース: Microsoft Azureの基礎(AZ-900)試験対策

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クラウドモデルの種類

クラウドモデルの種類

クラウドの利用には、 クラウドモデルの種類を 理解しておく必要があります。 クラウドモデルの種類によっては、 自社内での設備投資が必要です。 クラウドモデルには、 パブリック、プライベート、 ハイブリッドという 3つの種類があります。 クラウドモデルの種類によって、 自社側に設備を持ち、 それを自社内で 管理する必要があるかどうかが 異なります。 1つ目の種類はパブリックです。 パブリックは、プロバイダーから 複数の企業や個人に リソースを提供するタイプです。 これは3つの種類の中で、 最も一般的なクラウドモデルの種類です。 少なくともインターネット接続さえあれば、 セルフサービスで利用でき、 従量課金に基づいてコストを支払います。 オンプレミスからパブリックへの移行は、 完全移行とも呼ばれ、 組織のデータセンターの 廃止のシナリオに適した クラウドモデルの種類です。 2つ目の種類はプライベートです。 プライベートは、組織環境内に データセンターやサーバールームなどの 設備を必要とします。 したがって、組織内で 設備やシステムを所有するという意味では、 オンプレミスの使い方と基本的に 違いはありません。 そして、所有するリソースを 組織内の各部門やグループ企業で 共有して使っていくという考え方が プライベートクラウドです。 設備投資などは必要になりますが、 組織環境内で すべてのハードウェアやリソースを 管理するため、 セキュリティやプライバシーの確保は 実現しやすいというメリットが、 あげられます。 3つ目の種類がハイブリッドです。 ハイブリッドは、インターネット向けに 公開されたパブリックと、 社内向けのプライベートを 組み合わせたものです。 コストを抑えられる部分は パブリックを利用し、 逆にセキュリティを鑑みる必要が ある部分は プライベートを利用するように、 2つのクラウドモデルを組み合わせて 使っていくタイプが、 ハイブリッドです。 例えば、 外部に公開するようなウェブサーバーは パブリックを利用して実装し、 個人情報などを取り扱う 一部のデータの格納には プライベートを利用するなどが あげられます。 このように、 クラウドモデルには3つの種類があり、 それぞれに特徴があります。 したがって、 実装するシステムや 取り扱うデータの種類など、…

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