コース: Microsoft Azureの基礎(AZ-900)試験対策

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Cost Managementの概要

Cost Managementの概要

Azure は、重量課金であり、 使用した分だけ、コストが発生します。 そのため、現在のコストを確認したり、 コストに対する支払の 見通しを立てることが重要です。 Cost Management は、 Azure の コスト確認のための機能です。 現時点で、どれくらいのコストが かかっているかを確認したり、 このまま使い続けると、 月末でどれくらいのコストになるか といった予測を確認できます。 さまざまなビューが用意されており、 いろんな角度から、 その確認や分析が可能です。 例えば、累積コストや、 1日あたりのコストなどの ビューを切り替えることができます。 また、全体のコストの確認も重要ですが、 どのようなリソースに 多くのコストが発生しているかの 分析も重要です。 そのために、 さまざまなフィルターを使用して 絞り込みが可能です。 例えば、サービス、リソースグループ、 タグなどのフィルターを使用し、 仮想マシンのサービスで 発生しているコストや、 開発部で発生しているコストなどを 把握できます。 実際の画面では、 コスト分析というメニューを使用して、 このように表示されます。 ビューを切り替えるには、 「表示」をクリックし、 フィルターを使用するには、 「フィルターの追加」を クリックします。 フィルターの追加をクリックすると、 具体的なフィルターと 値を選択し、 その内容で絞り込むことができます。 例えば、管理部門のタグを 使用している場合には、 タグのフィルターを指定して、 管理部門ごとのコスト確認が可能です。 また、Cost Management では、 現在のコスト確認や分析だけでなく、 予算やアラート設定ができます。 想定以上の過大なコストの発生を防ぐには、 予算の設定が有効です。 予算の設定では、 その有効期限や具体的な予算額を 設定できます。 さらに、一定の予算額に達したら、 アラートメールを送信するなどの アクションも指定できます。 例えば、管理者のメールアドレスを 受信者に指定しておけば、 管理者がその事態に気付くことができ、 それ以上のコストが発生しないように、 制限をかけたり、 ユーザーへの指示を行うことができます。 組織で Azure を使用する上では、 無制限に使ってよいというわけには いかないため、 このような設定も…

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