コース: Microsoft Azureの基礎(AZ-900)試験対策

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Azure Resource Managerとリソースプロバイダー

Azure Resource Managerとリソースプロバイダー - Azureのチュートリアル

コース: Microsoft Azureの基礎(AZ-900)試験対策

Azure Resource Managerとリソースプロバイダー

管理ツールを利用して行なった操作の要求は Azure Resource Manager と呼ばれる エンジンを介してその要求が処理されます。 このレッスンでは、その アーキテクチャについて解説します。 Azure Resource Manager とは Azure 環境の整合性と一貫性を 保つためのエンジンの名称であり、 略して ARM と呼ばれます。 ARM はクラウド上に 存在するものであるため 私達が直接見ることはできませんが、 各種管理ツールからの操作要求は ARM に向けて送信されます。 つまり直接的に操作をしているわけではなく ARM という仲介者を通して リソースの操作をしているという イメージです。 Azure はパブリッククラウドであるため 世界中のいろんなユーザーから ほぼ同時にたくさんの要求が送られます。 しかし、ARM を通すことによって、 データセンター内での 物理的なリソースへの割り当て時に 不整合が起きないように管理されています。 そして、ARM に送信された要求は ソースプロバイダーに渡されて 処理されます。 リソースプロバイダーは 要求を処理するために ARM の バックグラウンドに存在する プログラムおよびサービスです。 したがって ARM と同様に 私達は直接見ることはできません。 リソースプロバイダーは様々な種類があり 各リソースプロバイダーは 対象となるリソースを処理するための 操作を提供します。 例えば、仮想マシンリソースを提供する Microsoft.Compute や ストレージアカウントリソースを提供する Microsoft.Storage などがあります。 つまり、要求したリソースの種類に応じた リソースプロバイダーが 動作することによって 結果的にリソースの作成などが 行なわれます。 管理ツールと ARM、 リソースプロバイダーの関係性を 整理しておきましょう。 Azure の管理ツールには Azure ポータルや Azure CLI など 様々なものがあります。 どの管理ツールから操作をおこなった 場合でも、その要求は ATM というエンジンに向けて 送信されます。 そして、ARM は受け取った内容に応じた リソースプロバイダーにその要求を 転送して実行し、 結果としてリソースの作成が 行なわれます。…

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