コース: Microsoft Azureの基礎(AZ-900)試験対策

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サブスクリプションと管理グループ

サブスクリプションと管理グループ - Azureのチュートリアル

コース: Microsoft Azureの基礎(AZ-900)試験対策

サブスクリプションと管理グループ

Azure を利用するには、 そのための契約を結ぶ必要があります。 このレッスンでは、 契約とその管理に関する内容を解説します。 サブスクリプションとは、 契約の単位を表す言葉です。 Azure で作成する リソースグループやリソースは、 各サブスクリプションの配下で 管理されます。 したがって、 サブスクリプションがないと、 リソースグループや リソースの作成もできません。 また、各サブスクリプションには クォータと呼ばれる設定があります。 クォータとは、作成できるリソースの 数などの上限設定であり、 予期しない多額の課金が発生するのを 防ぐために設けられている設定です。 クォータは サブスクリプションごとに設定されており、 ひとつの契約の中で 仮想マシンが何個まで作れる、 ストレージが何個まで作れるというように リソースの種類と値を持っています。 クォータは既定で 一定の値が設定されていますが、 必要に応じて引き上げを要求できます。 クォータはあくまでも 予期しない多額の課金が発生するのを 防ぐためのストッパーであるため、 本当にそれ以上のリソース作成が 必要なのであれば引き上げを要求します。 引き上げを要求するには、 サポートリクエストというものを作成して、 Microsoft に送信する必要があり、 その要求が承認されると 引き上げが行われます。 ひとつの組織で 複数のサブスクリプションを所有する場合、 複数のサブスクリプションを 束ねて管理するために、 管理グループが役立ちます。 組織によっては 複数のサブスクリプションを 所有する場合があります。 例えば、部門ごとに 異なるサブスクリプションを 使用する場合などです。 そのサブスクリプションを 個別に管理することもできますが、 管理グループを使用すると、 複数のサブスクリプションを まとめて管理できます。 例えば、 Azure Policy を使用すると、 利用可能なリージョンなどの制限を サブスクリプションに適用できます。 その制限を複数のサブスクリプションに 適用したい場合には、 サブスクリプションを 管理グループにまとめ、 管理グループに対して Azure Policy を割り当てます。 これにより、ポリシーの割り当て操作は 一度だけで済み、 ポリシー適用の設定を簡素化できます。 このように、…

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