コース: 質問力を高める

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質問力の定義を知る

質問力の定義を知る

質問力とは何でしょうか? 質問力の定義について考えてみましょう。 ここで扱う質問力は、 単に疑問や不明点を相手にたずねて 答えを明らかにすることではありません。 リーダーシップを発揮する ビジネスパーソンに必要な 質問力について考えていきます。 例えば、他者との良好な コミュニケーションを取る能力、 価値のあることに思考と行動を 集中させる能力、 生産性の高いアウトプットを 生み出す能力ということも 含まれてきます。 質問力を高めることは、 ビジネスパーソンとして とても重要な意味を持ちます。 実際、質問することは、 小さな子どもでもできます。 例えば、言葉を覚えたばかりの 2、3歳の子どもたちは、 さまざまなことに興味を持って 「これは何?」「あれは何?」という 質問を繰り返します。 純粋に好奇心からの質問が 湧いてくるわけですが、 とにかく答えを知りたいという気持ちが 先に立っています。 答えがわかれば満足し、 一問一答で終わることも多いです。 一方で、大人の質問は、 単に好奇心で知りたかったからということは 少ないのではないでしょうか。 そこには質問の意図や目的が存在します。 何について考えるべきかという観点が 大切になるのです。 例えば、これから仕事をする関係者のことを 知るためであったり、 他者や自分自身を深い思考にいざなったり、 問題解決に必要な情報を 集めるためであったり、 その問いが生み出された後にも さまざまなインパクトが生まれます。 質問力を高めていない人の コミュニケーションは、 一方的に自分が知りたいことだけに フォーカスした質問を繰り出します。 この場合、自己満足が得られても、 他者との関係構築は難しいでしょう。 ですが、質問力を高めていくと、 相手が話したいことや 相手の興味があることを 引き出す質問に変わります。 すると、相手は 「自分に関心を持ってくれている」 「話を聞いてくれようとしている」という 心理的なつながりを感じ、 良好なコミュニケーションが 出来上がっていきます。 例えば、初対面の方に 「どのようなことに 関心があるのですか?」と伺ったり、 打合せや会議などで いきなり本題に入るのではなく、 アイスブレイクとして 問いかけからスタートするなどです。 その結果、相互理解や信頼関係へと 発展していきます。…

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