コース: グローバル企業におけるダイバーシティとインクルージョン

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ダイバーシティとインクルージョンとは

ダイバーシティとインクルージョンとは

グローバル企業における ダイバーシティとインクルージョンについて 話す前に、その意味を考えてみましょう。 ダイバーシティとインクルージョンは 異なります。 ダイバーシティとは、 組織内の少数グループの従業員を 増やすことです。 男性の多い業界では 女性や少数民族を増やし、 40 歳以上、退役軍人、障害者、 LGBT コミュニティも挙げられます。 女性の数を増やしたいなら、 2つの方法があります。 雇用する女性の数を増やすことと、 会社を辞める女性の数を減らすことです。 また IT 部が全員男性で、 人事部が全員女性の場合や、 教授が全員男性で職員が 全員女性の場合は ダイバーシティではありません。 ダイバーシティには統合が必要です。 つまり、ダイバーシティは数です。 ではインクルージョンを見てみましょう。 インクルージョンとは誰もが ありのままの自分で組織に 貢献できると感じることです。 これにも2つの要素があります。 第一に、帰属感を持ち、形だけでなく、 実際にチームの一員であることです。 それにはどうすれば良いでしょうか。 意思決定に参加させ、刺激を与え、 また社交に誘うことです。 これが帰属感です。 第二に独自性です。 帰属感を持たせると同時に、個性を持った ありのままの自分で いられるようにすることです。 特定の組織文化に同化させるのではなく、 違いを認識し、尊重し、受け入れるのです。 ここ10 年でダイバーシティは変化し、 インクルージョンが加わりました。 組織は、従業員が自分らしさを保ちながら 働く重要性に気付いたのです。 貢献を感じられず、 単に組織と同化するだけなら、 自分の考えを共有しないでしょう。 こうした従業員は会社を辞めがちです。 疎外感を感じ、自分らしくいられないことに 疲れてしまうのです。 ダイバーシティの成功の鍵は インクルージョンです。 ダイバーシティは適切な人材を 採用することで、インクルージョンは 従業員のありのままを受け入れ、 彼らに働き続けてもらう事です。

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