コース: デジタル絵画の基礎

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感覚を様々な形で表現する

感覚を様々な形で表現する - Photoshopのチュートリアル

コース: デジタル絵画の基礎

感覚を様々な形で表現する

このレッスンでは、言葉を使って 絵を描く方法を学んでいきます。 言葉を使って 絵を描くと言われても その表現は正確ではない とは思うのですが 人間は言葉を使って 物事を判断したりとか 記憶したりとかしてますよね。 例えば、赤色と言われて 赤色。 赤色が目の前にさっと広がる人って そうはいないと思います。 赤色、 赤ですね。 色々な赤がありますけどね。 もうちょっとこのぐらいの赤が 私としては もうちょっと、こうですね。 このぐらいの赤が好きだったりします。 赤と言われても「アカ」という アとカの発音の2つが 組み合わさった 言葉としてしか出てこない というのが普通だと思います。 例えば、食レポみたいな話ですが 今、プリンを描きました。 このプリンのおいしさを 人に伝えるとき どういう表現をするでしょう? とてもおいしいプリンだった、 じゃあ伝わらないですよね。 その中では いろいろ考えていくと すごく新鮮だった、とか プリンの新鮮というのは どこが新鮮なのか 卵が新鮮なのか プリン作ったときが新鮮なのかと よく分からなかったりしますが 新鮮な味だとか それから何でしょう。 柔らかくてすごく口どけがいいとか そういう表現。 甘い、というのは まあ甘いのは当たり前ですが そういう表現、 プリンに対する 直接的な表現ですよね。 ではなくて その周り全体を考えた 表現というのも 作っていくといいんですね。 絵を描くときというのは プリンだけ描いても伝わらないので この全体ですね。 このシチュエーションまで考えていって 表現をしていきます。 例えば、旅先で食べたプリンだったら その旅先の情報。 例えば、どんな場所だったかですね。 東北のローカルな小さな駅。 その目の前にあった 赤い屋根のケーキ屋さん。 その前に、黒い看板 黒板ですね。 黒板があって 黒板の看板てありますよね、最近。 そういうのがあって そこに書かれていた 「地元で取れた卵プリン」。 地元で取れた卵プリンて 卵プリンて当たり前だと 思うのですが(笑) でもなんかそこでちょっと 心を惹かれて、とか。 そういうシチュエーションですね。 それから、プリンを 開封したときの気持ち。 バニラとカラメルの入り混じった 入り混じったってあんまり 良い表現ではないのかな 混ざった香りをかいだときに すごい幸せな気持ちに…

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