コース: エグゼクティブとしての振る舞い方を身につけるには

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効果的な話し方を身につける

効果的な話し方を身につける

常に高いプレゼンスを発揮する 人物の行動パターンについて、 ここからは、話し方に注目します。 それぞれの項目について、あなたがどれだけ 適切にできているかを、 10 段階で自己評価してみましょう。 1つ目の項目は、明確に話すことです。 自分の見方を、はっきりと表明しましょう。 最初と最後に発言を心がければ、あなたに しっかりした意見があることを 人々に印象づけられます。 2つ目は、根拠を示すことです。 意見の裏付けとなる事実を述べ、予想される 反対や懸念にも備えておきましょう。 3つ目は、反論されたら応じることです。 言い訳に走ったり沈黙したりせず、 正面から誠実に答えましょう。 4つ目は、間違っていた場合は、 正々堂々と認めましょう。 誰もが時に間違うものです。 己の間違いを認めない態度は 不誠実に見えます。 率直に間違いを認めて感謝すれば、 私心なく真実を追求する姿勢が伝わります。 卑屈になったり言い訳したりせず、 「そのとおりです。 ご指摘ありがとうございます」 と言うのです。 5つ目は、本題からそれないことです。 大事な論点を離れ、 脇道にそれるのを軌道修正せずにいると、 議論をまとめる見識や一貫性を疑われたり、 上の空に見えたりする可能性があります。 ほかの人の脱線も修正できれば理想的です。 6つ目は、平易に話すことです。 その分野の専門家ではない 多様な人々に向けて話す時は、 表現を工夫して、誰もが理解して 記憶できるように配慮しましょう。 難解な言葉を振り回す専門家という 先入観を与えないよう、注意が必要です。 7つ目は、手短に話すことです。 物足りないぐらいでもいいのです。 チャーチルは、「立ち上がって語ることも 勇気、座って聴くことも勇気だ」 と言いました。 8つ目は、賞賛と質問で 議論を活性化します。 よい意見を評価して積極的な発言を促し、 幅広い視点を歓迎する意向を示しましょう。 質問の仕方も重要です。 ある人は、質問力の高い自社トップのことを こう語っています。 「ここぞという時に、的確な質問が来ます。 聞きたいことは多いはずですが、 次の一手に関わる本質的な質問を 2つだけするのです」 人々のお手本を参考に、 自分の質問力を磨きましょう。 ある経営者は、幹部候補者への面接で、 オフィスの掃除とゴミ出しをする 人の名前を聞くそうです。…

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