コース: 異文化理解能力を高めるには

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行動を起こす

行動を起こす

これまで7つの文化的次元をみました。 ここでは状況別に 実際の行動を考えてみます。 あなたは単一的時間志向で 直接的・上下関係が緩い文化とします。 新しい文化で ベンダーを見つけることになりましたが 観察したところ 文化に相当な違いがあります。 この仕事には どう取り組むとよいでしょうか。 まず日程を確認し 関係構築に長い時間がかかることを考慮して 現実的な想定をします。 自分のネットワークから 先方との繋がりを探します。 最初の接触の前に様々なベンダーを調べ その関係性を知っておきます。 可能ならベンダーを知っていて 信頼できる人に紹介を依頼します。 紹介してもらったら 顔合わせを検討します。 その国を訪れて面会したり 展示会に参加したりします。 紹介者を窓口として 相手の事業を知りたいという姿勢で ベンダーと向き合います。 下調べをして 相手の興味深い事業を知っておくことで 親密な関係を築けます。 最初の面会で契約を結ぼうとせず 次回の面会の要請には快く応じ できれば食事などの予定を立てます。 最初の面会の後は 興味があることを示し 関係構築に繋がるフォローアップをします。 次の面会に進む前に 自分が好意的に受け取られているかを 仲介役に確認します。 次に同じシナリオを別の文化で考えます。 あなたは集団主義の傾向が強く 変化に対してあまり柔軟ではなく 人々は外的統制型の文化とします。 ここでも外国で新しいベンダーを探しますが その国の文化は 自国に比べてローコンテクストです。 展示会に参加して できるだけ多くのベンダーと ネットワークを作ることをお勧めします。 有望なベンダーを見つけたら 自社に最適な企業として 興味があることを伝え、接触を試みます。 数回の電話会議で自社を説明し 相手の会社への理解も深めます。 メールには素早く返答します。 内的統制型の文化は、行動を重視します。 返答は遅くとも 24 時間から 48 時間以内に行いましょう。 最初の展示会以外に 実際に顔を合わせる機会はありませんが…

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