コース: データ分析のためのデータ視覚化

今すぐコースを受講しましょう

今すぐ登録して、23,100件以上登録されている、業界エキスパート指導のコースを受講しましょう。

現代のコミュニケーションにおける課題

現代のコミュニケーションにおける課題

メッセージを明確に伝えるというのは 難しいものですが、現代では さらに難しい課題となっています。 ビジネスパーソン、アナリスト、 コンサルタントや科学者など、 コミュニケーションの専門家ではない 人びとは、コミュニケーションを 難しいものと捉え、会議でレポートや データを発表しても、 うまく伝えることができません。 現代における課題の1つは、情報過多です。 エリック・シュミットによると、 私たちは今、過去から2003年までの データ量を上回るデータを たった2日間で生成しているそうです。 数千年分ものデータです。 私たちは、情報に埋もれているのです。 ちなみに、これは2010年の話ですから、 今なら2時間でそれくらいの データを生成しているでしょう。 そのせいで、誰もが面白みのある 情報を求めています。 長いコンテンツなら、 興味を維持する工夫が必要です。 自分たちは違うと言う クライアントもいますが、 会議のはじめに誰もがするのは、 印刷された資料をめくり、もっとも 興味のあるところに飛ぼうとすることです。 そうでない人もいるかもしれませんが、 実際にはみな同じようなものです。 こうした課題に対処するための 情報コンテンツのフォーバイフォーモデル という方法があります。 それは、コンテンツをレベルごとに 階層に分け、人びとが自身の求めるレベルの 情報を見つけられるようにするものです。 階層の一番上を私は 「ウォータークーラーモーメント」と 呼んでいます。 短く、注意を引くものです。 画像やツイート、30秒の動画などです。 例えば、ある朝、ウォータークーラーの前で ワールドカップの決勝戦について 話しているとしましょう。 8人から10人いますが、 5人はチームに興味がないか、 1つのチームを嫌っているかもしれません。 でも、サッカーは好きなので、 会話には興味を持っています。 その5人がカフェに行くとします。 そのさい、それぞれが 自分の興味のある話をします。 残った人はデスクに戻りますが、 構いません。 コンテンツの対象外となります。 カフェでの話に該当するコンテンツとは、 ブログ投稿や、短い記事、 3分から5分の動画などで、 話題を少し深掘りします。 実は、カフェにいたうちの2人は サッカーの統計データに興味を持っており、 次のレベルである、専門図書館に…

目次