コース: データ分析のためのデータ視覚化

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軸、ラベル、凡例のヒント

軸、ラベル、凡例のヒント

どんなショーにも主人公がいます。 データの視覚化において、 主人公はもちろんデータです。 でも、ショーも脇役がいなければ 成り立たないように、 データの視覚化にも脇役が必要です。 私がデータの視覚化の初心者に軸や ラベル、凡例について教えるさいは、 データのもっとも重要な点だけでなく、 そこにたどり着くために 必要な情報を提供することの 重要性を伝えています。 禅仏教には、初心を忘れないという 教えがあります。 何も知らない状態を思い出すことで、 どのような情報を提供する 必要があるかが分かります。 でも、データアナリストの場合、 反対の課題があります。 データにのめりこみすぎて、 データのすべてが重要に 思えてしまうのです。 何かを省くことは、不誠実であるとか、 不完全であると考えてしまうのです。 すべてを載せたいという誘惑に 負けてはいけません。 ラベルの目的は、読み手に何が重要かを 理解してもらうことです。 すべてに焦点を当てようとすると、 どこにも焦点を当てることができません。 まずは、視覚化における 凡例についてですが、 最初のアドバイスは、視覚化するさいに できる限り凡例を隅に置かないことです。 おそらくソフトウェアが デフォルトでそうするのですが、 デフォルト設定が最適な方法とは 限りません。 可能であれば、チャート内に 直接凡例を配置すべきです。 色と位置を使ってどれが何を意味するのか、 読み手が分かるようにします。 単純な凡例では不十分なこともあります。 これは病院の価格について 私が作ったチャートですが、 たくさんの要素が含まれています。 さまざまな色と位置を持つ棒グラフと、 クリックすると詳細が分かる散布図です。 さまざまな要素を整理し、 操作することができます。 複雑な操作に慣れている人なら、 使い方も、チャートの読み方も 分かるでしょう。 でも、初心者には難しいかもしれません。 複雑なものを扱う場合、私は必ず、 チャートをどのように読むかについての 詳細な説明をつけるようにします。 つまり、画面上で視覚的に表示し、 そこに接続線と各要素が 何を意味するかについての 詳細な説明をつけるのです。 ここでも初心者の視点に立ち、 理解に必要な情報を提供することが 重要です。 こちらも私のプロジェクトですが、 データ視覚化におけるもう1つの課題は、…

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