コース: データサイエンスの基礎:基本

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データベンダーとは

データベンダーとは

歯科医が開業する場合、 新たに施設を作る以外にも、 既存の歯科医院を買い取るという 選択肢があります。 その最大のメリットは、 すぐに使える施設や装置よりも、 これまでに集めた患者という 高い価値のある資産を 引き継げる点にあります。 ビジネスで最も大変なのが 顧客ベース作りであることは、 いまや常識だからです。 データサイエンスの世界には、 データベンダーという選択肢があります。 データベンダーは、データを販売する サードパーティーの事業者で、 細かいデータも持っています。 データベンダーからデータを購入する メリットはいろいろありますが、 第1は、保有するデータの量と種類が 豊富なところです。 使い方次第では、 何百万単位の個人から集めた 幅広いデータや、何万種類もの 指標が手に入るかもしれません。 本当に膨大なデータがあり、 その整理法やパッケージの仕方も 多くのベンダーで工夫されているので、 利用者は比較的少ない手間で簡単に プロジェクトを立ち上げることができます。 データベンダーは、特定の対象に絞った 分析がしたい時にも役立ちます。 これは例えば、ある属性に分類される 人々だけを見たい場合や、 ニッチ市場で購買サイクルの 特定の段階にいる人々だけを 見たい場合などです。 そんな細かくて具体的な条件であっても、 その条件にぴたりと合致する対象者が どこにいるかをもう把握している データベンダーが見つかるかもしれません。 見たい指標を作ってもらうことも可能です。 顧客が知りたいことに応じて、 例えば 「現在契約中のスマートフォン事業者を 乗り換えそうな度合い」や 「特定のマーケティングキャンペーンに 反応しやすそうな度合い」として、 スコア化してくれるなど、 さまざまなことが可能です。 このように、 データベンダーを活用することには 大きなメリットがあります。 製品やサービスを販売するにあたっても、 オンラインの潜在顧客に関する データがあれば、はるかに効果的な ビジネスができるでしょう。 その上、潜在顧客の属性や居住地、 氏名、メールアドレスが 手に入るとしたらどうでしょうか。 また、自社のサイトにアクセスする人々が ノートパソコンで見ているのかモバイルで 見ているのかという内訳、 製品やサービス選びの入り口としている…

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