コース: 顧客サービスの基礎

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電話での好感度を高める

電話での好感度を高める

電話での関係作りが難しいのは、 あなたの表情や仕草によって、 顧客に前向きなメッセージを 伝えることができないところで、 そこには違うアプローチが必要です。 ただし、顧客から見えない電話でも 姿勢と表情は重要です。 身体の使い方で声の明るさや 親しみやすさが変わるからです。 姿勢や表情でどれほど声に違いが出るか、 実際に見てみましょう。 楽な気持ちでまっすぐ座り、 重心を軽くうしろに置きます。 画面をまっすぐ見て、最高の笑顔で、 最高にすてきな挨拶をしてみましょう。 お電話ありがとうございます。 顧客サービスのマリアです。 やってみましょう。 次は、同じ挨拶をもう一度言ってみます。 ただし今度は、 猫背で画面を横目で見ながら、 口をへの字にして言ってみましょう。 お電話ありがとうございます。 顧客サービスのマリアです。 姿勢が崩れたまま明るい挨拶をするのは 至難の技ですね。 顧客との通話では、 次の3つを心がけます。 背筋を伸ばした楽な姿勢で座ること。 猫背をやめると、 明るく親しみやすい声になります。 次に、笑顔を忘れないこと。 表情は相手に伝わります。 最後は、電話機か画面の方を まっすぐ向いて、 相手が目の前にいるようなつもりで 話すことです。 こうすると、気が散りにくく、 会話に集中できます。 好感が持てる電話での会話を練習するには、 スマートフォンなどで 自分が最高だと思う挨拶を 録音してみて、聞き直しながら、 よい点や改善点を 見つけていく方法を薦めます。 自信がついたら実際の顧客対応で 試してみましょう。 挨拶は会話全体の印象を決めるため、 特に大切です。 よい挨拶は顧客を安心させ、 短時間での関係作りにつながります。 挨拶が完璧にできたら、 通話中もよい姿勢と表情で、 明るく親しみやすい声を保ちます。 顧客が目の前に座っていると 想像することで、 対応に集中しやすくなります。 ぜひ、今後の電話対応に活用してください。 重要なポイントを付箋紙に書いて、 画面に貼る方法も効果的です。 中には机に小さな鏡を置いて、 姿勢や表情を確認している 顧客サービス担当者もいます。 電話でも良好な関係を築くためのこうした 工夫は、高い顧客満足に結びつきます。

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