コース: ビジネスにおける異文化コミュニケーション

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コンフリクトを解決する

コンフリクトを解決する

このレッスンでは利害や 主張の対立であるコンフリクトを 解消するための 具体的な方法を解説します。 コンフリクトの解決、 これは何を言うんでしょうか。 コンフリクトとは利害、主張、 関心の異なる人間の間での 対立、衝突の状況を言います。 そしてこれを解消することが コンフリクトの解消になります。 利害の対立意見の不一致は そのまま放置すると紛争や 業務進捗の遅延になります。 そして実は我々日本人は 和を前提とするため コンフリクト自体の経験がなくて その解消のスキルを あまり持ち合わせていない という面があります。 なぜコンフリクト解消スキルが 必要なんでしょうか。 海外では日本のように 和をもって尊しとなす、 ということで 発言しないということはありません。 合理的な考え方、 もしくは個人の主張 こういったものを日常的に いっぱい発言する、 こういう中でコンフリクトは 大変いっぱい起きています。 日本ですと、 それを避ける傾向があるんですけど むしろ外国ではその対立、 衝突があるからこそ 両者が得する解決策を導くことができる、 コンフリクト、利害衝突事態をあえて 良いものとするという考え方、 メンタルモデルさえもあります。 さて、コンフリクトの解消、 具体的にどうすれば良いのでしょうか。 基本的には対立している所から 協調できる所で議論を進めるということです。 主張や希望の背景にある理由・動因、 または上位目的を議論して 共有できるポイントを探す、 これがコンフリクト解消のスキルです。 具体例を言いましょう。 例えばどこに社員旅行に行きましょうか、 という議論の時、 「私は北海道」「絶対、沖縄」 このように意見が対立したとします。 どっちがいいか、投票しようか なんて言っても いつまでたっても コンフリクトのままです。 そういう時は「そもそも 写真旅行てなんのためにあるんだっけ?」 という理由・動因・上位目的、 こういった所に 議論を持ち込んでください。 そうすれば普段できない交流、 より良く知りあうため、 そういった意見が出るでしょう。 そしてその中でみんなが協調できる点、 これは必ず見つかりますから 一度これが協調できれば どこに行こうかといった対立点は 自然と解消されるという 実態があります。 少し難しく言いますと、 主張、希望が対立している、…

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