コース: 説得力のあるビジネスプレゼンテーションを行うには

スライドと画像を作成する

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スライドと画像を作成する

大まかな枠組みができたら スライドのデザインに取り掛かります。 アイデアを形にするときに考慮する 主なポイントを紹介します。 導入スライドで聴き手を惹き付けます。 導入スライドがいまいちで 第一印象を落としている 話し手が多すぎます。 参加者は導入スライドを見て、 あなたのことを知ります。 主旨を感じ取る手掛かりとなり、 あなたのプロとしてのブランドも表します。 背景とデザインは戦略的に決めましょう。 使用すべきテンプレートが会社から 指定されていますか。 スライドテンプレートを自由に 作っても構いませんか。 自分で作ってもよい場合は、 次のコツを参考にしてください。 視覚的に映えるデザインで テンプレートを作ります。 各スライドにテーマを思い出させる ポイントを加え、配色を揃えます。 コンテンツを置くスペースがある 背景を選びます。 文字を詰め込みすぎてはいけません。 スライドの内容を反映した 適度な長さのタイトルにします。 画像と文字のバランスを うまく調整しましょう。 どの会社にもスライドのような 視覚資料に関して、独自の文化があります。 文字表現を多用する企業文化であれば、 慣習を大きく破ることはせず、 画像だけのスライドは 使わないようにします。 2つのバランスを判断しながら、 次のコツも参考にしてください。 画像を使う場合は題材に 関連するものにします。 できるだけ、出所が明確な画像にします。 自分で撮った写真でもいいでしょう。 スライド全体を使って画像を表示し、 その上に文字を置きます。 スライドの隅に画像を 詰め込まないようにします。 内容にとって意味がある アニメーションを使います。 箇条書きがあればシンプルな アニメーションを使い、聴き手が ペースに付いてこられるようにします。 聴き手に覚えておいてほしい 情報のみを見せます。 ほかの重点は自分の言葉で 説明してください。 多くの話し手がスライドを カンニングペーパーだと思っています。 話に集中してほしい部分は 空白スライドを使います。 たとえば重要な意味を伝える締めの スライドは、言葉だけで 説明すべきかもしれません。 シンプルに整理します。 始めに大筋を書いておくと主旨が 明確になって追いかけやすいでしょう。 まず要点の概要を示したスライドを見せ、 プレゼン中はスライドの下方で議題の流れが 視覚的に分かるようにできます。 データについては、主旨の中で 覚えてほしいことをじっくり考えます。 グラフでは部分的に アニメーションを使います。 徐々に表示させたり、一部を強調したり、 見てほしいところだけを拡大したりします。 聴き手から質問されそうなことや、 詳しく説明したいことに図やグラフが 関連している場合があります。 そのときはハイパーリンクを使います。 ハイパーリンクは質疑応答の時間に 重要な役目を果たします。 短い文やシンプルな単語で書いておき、 質問が挙がったときに詳細な情報を 表示できるようにします。 話し手として信頼を獲得する 絶好の機会です。 プロジェクトファイルのワークシートを 確認し、今後のプレゼンに必要なスライドや 画像について考えてみてください。 主旨を効果的に伝えるための内容と 視覚資料についてデザイン戦略が 決まりました。 このプロセスを戦略的に進めれば、 聴き手から好意的な 反応が得られるはずです。

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