コース: LGBTも働きやすい職場環境を作るには

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職場におけるハラスメント

職場におけるハラスメント

LGBT に関する社会の状況は、 変化してきています。 しかしまだ職場の状況は、 大きく変わっていません。 多くの LGBT は、 職場でハラスメントを経験しています。 では、どのようなハラスメントがあるのか 一緒に見ていきましょう。 NPO 法人、 虹色ダイバーシティと 国際キリスト教大学ジェンダー研究センター の調査によると、 職場で差別的言動を 頻繁に見聞きしている という LGBT は、 55.8% でした。 差別的言動が多い職場は、 人間関係が悪くなる。 孤立感が高まる。 心理的安全性が、 低いと感じる。 勤続意欲が低くなる。 といった問題が生じています。 しかし、差別的言動があったとしても、 ほとんど相談できない という状況です。 例えば、差別的言動があったときに、 上司に相談しやすい と答えた LGBT は、 たった 17.8%になります。 その背景には、 差別的言動があるような職場では、 カミングアウトして相談することが 難しいという事情があります。 アイデンティティに関する ハラスメントがない。 気になる言動があれば、 周囲に気軽に相談できる。 そんな職場に変えていく必要があります。 では、LGBT の人たちが どんな言動を ハラスメントだと感じるいるのか、 調査から回答が多かったものを ご紹介します。 LGBT であることで、 直接的な就職差別や 昇進差別に会うこともありますが、 当事者やその周囲の人が、 いやだ、差別的だと感じる言動は、 日常的にあります。 LGBT に対して ネガティブな発言があります。 単語レベルで 「ホモ」「オカマ」「オネエ」「レズ」 という言葉があります。 自分は「オネエ」だと、 ポジティブに発言される方も いらっしゃいますが、 同じ言葉で、 虐められた経験を持っている人もいます。 職場では、LGBT という 言い方の方が適切ではないかと 考えています。 LGBT について、 気持ち悪い、普通じゃ無い という発言もあります。 その場に LGBT の人がいたら、 どんなふうに感じるのか 考えていただきたいと思っています。 性的趣向や性自認、 性のあり方に関する暴露、 アウティングもあります。 あの人は、 元男なんだよとか、 独身の男性に向かって あの人はゲイ疑惑があるよ と言ったりすることです。 これは、お客様に対して…

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