コース: ストレスとうまく付き合う

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ストレスの原因に働きかける

ストレスの原因に働きかける

ストレスそのものがなくなれば良いのに と考えたことはありませんか? ストレスと上手に付き合う方法の ひとつとして、 ストレスの原因そのものに アプローチをする方法があります。 例えば、人前で話をすることが 苦手なのに、大切なお客様の前で プレゼンをする役割に 任命されたらいかがでしょうか。 上司には「任せたよ」 「失敗はできないからな」 と声を掛けられれば掛けられるほど、 失敗したらどうしよう、 不安な気持ちを抱え、 プレゼンに対する恐怖感から 憂鬱な気持ちで押しつぶされそうに なるのではないでしょうか。 そのようなとき、 ストレスの原因そのものに働きかけるのが 問題焦点型コーピングです。 コーピングというのは、 問題に対処をするという意味の メンタルヘルス用語です。 問題焦点型コーピングは、 問題の根本解決をすることで、 ストレスフルな状態から抜け出す方向に 行動するのが特徴です。 対処法は4つで、環境を変える、 人間関係を変える、 考え方を変える、 相談する、などが挙げられます。 例えば、先の例の お客様のプレゼンであれば、 仕事の担当を変えてもらえないか、 と上司にお願いをしてみたり、 苦手克服の機会だと考え方を変えてみたり、 上手なプレゼンの方法を 調べたり、また人に教えてもらって スキルを身に付けたり、 上司や同僚、友達など 周りの人に今の悩みを相談する などが考えられます。 それでは、仕事と家庭のバランスが うまくいかないという場合を 考えてみましょう。 この場合であれば、 テレワークや時短など、 働き方を変えることができないのか、 パートナーなど身近な人に 協力してもらえないのか、 考え方を変えてみて、 この状況は今しかできない経験だ と考えて楽しむというのもひとつです。 さらには、上司や同僚、 友達や経験者に、 どうしたらうまくバランスが取れるのかを 相談してみるということも 考えることはできそうです。 このように、問題そのものに アプローチをすることで、 ストレスフルな状態を軽減させたり、 望ましくない反応を 回避したりすることができます。 しかしながら、 問題焦点型のコーピングにも、 デメリットはあります。 無理に考えを変えようとして、 かえって疲れてしまったり、 考えたことを実行できないことが さらなるストレスになってしまったり、…

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