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対話をうまく進めるには

対話をうまく進めるには

1on1で、対話をうまく進めるのは、 リーダーの重要な役目ですが、 その対話に臨む心構えや、 必要なスキルはどのようなものか、 学んでいきましょう。 スキルと言っても、 コーチングやカウンセリングのような、 特別なスキルではありません。 まず、リーダーは、 自分のチームメンバー、個々の成功や成長に 関心を持つことが大事です。 そのためには、 メンバー、個々をもっと知りたいという 誠意ある好奇心を持てると良いでしょう。 もっと知りたいと思えば、 言葉や表情、心理状態を理解しようと 対話に集中ができるはずです。 メンバーが話すことを聞く、 聞いたことの意味や本質を考える、 あるいは一緒に見つけようとする探求心も、 大事な心構えです。 関心を持つ、集中をする、 探求をするという、 1on1に真摯に取り組む姿勢は、 スキルに勝るとも言えるでしょう。 メンバーは、話したいことや 聞いてほしいことがあっても、 何から話しをすればよいのか、 よくわからない場合や、 伝えたいことの本質が、自分でも よくわかっていないことがあります。 伝えきれないもどかしさを 感じているかもしれません。 場合によっては、「そこまで話さなくても いいかもしれない」と 思っているかもしれません。 そこでリーダーは、 対話の中で、 うまく質問を織り交ぜることで、 事実を整理したり、 思っていることを話として引き出したり、 視点や表現を変えてみたりしながら、 次のアクションをうながす方向に 持っていくことも可能でしょう。 「何が起きたんでしょうか」 「それでどうなりましたか」などの、 事実や背景を正確に把握するための質問や、 「もしあなたが経営者だったら どうすると思いますか?」 「お客様だったら どう感じると思います?」など、 立場や視点を変えて 考えさせる質問、 「もっと良い結果にするための アイデアはありますか?」 「何から取り掛かれそうですか?」など、 解決策や改善策を考えさせる質問などが 良いと思います。 メンバーも、質問に答えながら、 事実を再確認し、 自分の考えや思いを改めて整理したり、 何ができるかを考えたりして、 次の行動につながる気付きがあれば、 「自分の話が伝わった」「先が見えた」 「話して良かった」という、 ポジティブな体験ができるでしょう。 この、質問をうまく織り交ぜることは、…

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