メンバー個々と頻度の高い対話をする

それでは メンバー個々と頻度の高い コミュニケーションをする 1on1 ミーティングするとは どのようなことなのかを 見てみましょう。 一般的に組織、チームの中では 従来から面談やミーティング、 ちょっとした会話が日常的にあります。 例えば年に１回とか数回の 評価面談やキャリア面談、 営業会議とか進捗会議とか 業務に即した定例ミーティングや 勉強会、講習会など テーマの決まっている会議や会合、 また要件がある時だけ招集される 不定期な会議や面談、 中には「ちょっといいかな、 あれどうなってる？」 「ちょっと頼みたいことがあるんだけど。」 などで始まる 短時間で終わってしまう会話などです。 これらも大事なコミュニケーションですが、 これらに加えて あるいは一部を変えて 頻度の高いコミュニケーションである 1on1 ミーティングをしては いかがでしょうか。 頻度の高い面談をするわけですが、 これは定期的な面談として 実施するのがいいと思います。 頻度の高いというのは 四半期に１回とか、 年に数回ではなく 毎週あるいは隔週で実施するということ、 またはミーティング面談ですから １回５分や 10 分ではなく １回 30 分程度の 一定の時間を確保することが目安です。 1on1 の時間を確保するという意味では メンバー個々にスケジュールを 決めておくと良いでしょう。 例えば毎週水曜日の 16 時からは メンバーの A さんとの 1on1 ミーティングです。 といった具合に個々に 毎週の曜日と時刻を決めておくと 良いでしょう。 毎週の 1on1 ミーティングが 週刊として定着するまで ちょっと努力が要るかもしれませんが、 続けてみてください。 1on1 ミーティングは毎週 30 分、 個別に対応するわけですが、 そこではどんなことでも 対話できるようにします。 あらかじめ何か特定のテーマがあるから それについてミーティングを設定する という段取りではなく、 毎週 1on1 ミーティングとして 対話する場が設けられているので、 そこでなんでも話そう、 聞いてみようというものです。 ですから対話のテーマは 仕事のことや会社のことに限定せず、 メンバーが不安なく仕事をするため であったら、 どんなテーマでも自由です。 雑談でも構いません。 話すことが大事です。 1on1…