コース: 現代の管理職のためのコミュニケーションスキル

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聴く力を身に付けてコミュニケーションの効果を高める

聴く力を身に付けてコミュニケーションの効果を高める

コミュニケーションについて 考えるとき、何を言うか、 どう伝えるかを考えがちです。 情報や要求を伝えたり、 プレゼンテーションをしたりする場合は それも重要ですが、 それらはコインの片面にすぎません。 もう片面は、いかによく耳を傾けるか、 すなわち、相手を決めつけずに いかに理解しようとするかです。 話を聞いてくれる、理解してくれると感じた 上司を思い出してみてください。 その上司が持っていた資質は何でしょうか。 おそらく、1番の資質は 聴く力だったのではないでしょうか。 人は話を聞いてもらえると、 受け入れられていると感じます。 リモートワークの将来に関する マッキンゼーの調査によると、 職場のコミュニケーションで 受け入れられていると感じている従業員は、 生産性が約5倍高まる傾向に あるとのことです。 コミュニケーションが上手な人は 聞き上手です。 耳を傾けることで、適切な受け答えをし、 効果的に意見を交換できます。 話し方を習得するだけでは、 半分の効果しか得られません。 それでは、職場での会話の 種類を見てみましょう。 エクササイズファイルをダウンロードして、 各質問にできるだけ率直に答えてください。 誰かに回答を見せる必要はありません。 職場での会話を思い浮かべて、 10 段階で答えてください。 どのくらいの頻度で、 相手の話す内容や話し方で相手のことを 決めつけていますか。 相手の話を聴くよりも、 自分の説明に多くの時間を 費やしていますか。 相手の話が終わる前に、 自分の答えについて考えていますか。 相手の話を聴く際に自分の感情が 妨げになることがありますか。 自分の評価を振り返って、 気づいたことを確認しましょう。 より高いスコアの付いた項目はどれですか。 その項目は、しっかりと聴くことの 妨げになっていると言えます。 聴くことを疎かにすると、自分の影響力や、 理解しようという気持ち、 言葉を選んで受け答える能力に 悪影響を及ぼし、対話が損なわれます。 従業員は段々と心を閉ざしていきます。 従業員の仕事への積極性や意欲が低い場合、 原因の多くは、話を聞いてもらえない、 理解してもらえないと感じていることです。 一度にそうなるわけではなく、 徐々にそう感じられるようになり、 会話や対話が一方通行になります。 そうなるとやがて、従業員は貢献する…

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