コース: コミュニケーションの基礎

不意を突かれた状況に対処する

コース: コミュニケーションの基礎

不意を突かれた状況に対処する

-不意を突かれて答えに 窮した経験はありますか。 社会人への調査結果で、 最も対処しにくい コミュニケーション状況として、 不意を突かれることが挙げられました。 ジェイクからリソースの追加を 依頼されたとき、アマンダは 不意を突かれて うまく対処できませんでした。 どうだったか見てみましょう。 すみません。 重要なお話があるのですが。 はい。 担当者がもう一人必要なのです。 デジタルメディア経験が 豊富な人を選んでもらえれば 私が予定を組んで必要な情報を説明します。 いかがでしょう。 なぜですか。無理ですよ。 予算を使い切ってしまいます。 不意を突かれた状況での 対処は難しいものです。 ジェイクの要求では、 予算とチームの見直しが必要になります。 アマンダが不快感を抑え、 効果的に回答するには、 次の3つのステップが必要です。 時間を稼いで状況を認識します。 例えば「突然の提案なので、 今日一日考える時間をください」 と言うか、質問をするなどして その場で時間を稼ぎます。 「もう少し詳しく聞かせてください。 理解したいので。」 とも言えます。 心を落ち着け、 深呼吸して一瞬視線を逸らし、 考えをまとめます。 深く息を吐き出します。 これらの行動により、心拍数が落ち着き、 身体的に意識を集中させることができます。 回答の定型表現を使います。 すぐに回答する必要がある場合は、 次のパターンを使います。 知っていること、知らないこと、 知る方法です。 今度はアマンダが この3つのヒントを使って対応します。 すみません。重要なお話があるのですが。 はい。 案件の担当者がもう一人必要なのですが、 どう思われますか。 案件の重要性とソーシャルメディアの 強化は知っています。 追加の担当者に何を任せたいのか 教えてください。 何の職務を担当してもらう予定ですか。 私が戦略に集中できるよう、 ソーシャルメディア運用を任せたいのです。 現時点では具体的な時間の要件が 分からないので、 カルロスに必要な時間を 見積もるよう頼んでみます。 明日返事をします。 お願いします。 アマンダのように不意を突かれた場合は、 心を落ち着かせて時間を稼ぎ、 便利な定型表現を使うことで、 困った状況を転換させ、 透明性と信頼性を示すことができます。

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