コース: デザインとアートのための色彩と配色

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暖色・寒色・中間色を覚える

暖色・寒色・中間色を覚える

このレッスンでは色の感じ方からくる 暖かい色と冷たい色の まとまりを覚えていきます。 色には熱量があります。 視覚で熱量を感じ取ることが大切です。 まず日本色研の色相環です。 日本色研の色相環では暖色系、 寒色系とかという名前も入っています。 暖色、寒色というのは 色を心理効果的に分類した呼び名です。 暖色とは暖かい感じを与える色で 赤みの強い色相ですね。 ここら辺の赤を中心にした、 赤ここですね。 少しブルーが入った紫系統の色も 含まれています。 それから黄色までですね。 この色というのは太陽とか、 太陽の色、それから炎の色とかですね。 現実世界で暖かく感じる色です。 そこを、そのまとまりを 暖色系というふうに呼んでいます。 反対側、こちら側を寒色系、 ちょうど補色の関係にあるところですね。 これは青を中心としています。 緑の方にも寒色系の色は 入っているんですけど 緑でも少し青みがかかっている、 緑の中から考えると 少し冷たい感じが すると思います。 それから青、 そしてやはり紫みの青という 部分まで、これを寒色系といいます。 これは見てわかるように 空の色ですとか それから深海の色とか 海の表面の色 なんていうのが入ってきてます。 いかにも触ったら冷たく感じるものですね。 その間を中性色という 色があります。 まずは暖色系の色を考えてみようと思います。 暖色系というのは こういうような色ですね。 やはり先ほど言ったように太陽とか 火を連想して 暖かさを感じる色です。 また興奮色とも呼ばれています。 強い赤、特に黄色と 合わせてみると よりコントラストがついて 興奮するようなイメージってあると思います。 また、この色を使うとボリューム感を 大きく感じる膨張色でもあります。 ファッションとかで赤っぽい色ですね。 暖色系を着るとどうしても 少し膨らんで見えるという傾向があります。 次は寒色系です。 先ほど言ったように寒色系の 色というのはここら辺に配置しています。 寒色系の色を抽出したのがこれです。 水とか氷のイメージ、 ちょっとひんやりとした感じがしますね。 冷たい色、寒い色を 寒色と言って 鎮静色とも呼ばれています。 先ほど暖色系が興奮色と言いましたけど それを鎮めるための色という感じですね。 また、全体の大きさを小さく感じさせる 収縮色でもあります。…

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