コース: Cisco Certified Network Associate (200-301 CCNA) 試験対策:ネットワークの基礎

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シングルモードファイバ/マルチモードファイバ/銅線

シングルモードファイバ/マルチモードファイバ/銅線

ネットワークを構築する時には、 ルーターやスイッチなど 様々な機器が使われます。 その機器同士を繋ぐ 重要な役割を担っているのが LAN ケーブルです。 このレッスンでは、 シングルモードファイバと マルチモードファイバ、 銅線について説明していきます。 LAN ケーブルの種類は 光ファイバーを用いたケーブルと 銅線を用いたケーブルの 2種類に分けられます。 光ファイバーを用いたケーブルは、 コンピューターの電気信号を 光信号に変換し、 光を反射させながら データを送っていきます。 1つの光信号のみを使って データを送るのが、 「シングルモードファイバ」で 複数の光信号をデータ信号を使って データを送るのが、 「マルチモードファイバ」となっています。 シングルモードファイバの特徴は、 高速で 長距離伝送向きとなっている点です。 価格は高額なものが多く見られます。 マルチモードファイバは 低速で短距離通信向きとなっているのが 特徴です。 シングルモードファイバよりも 価格は安くなっています。 続いて銅線を用いたケーブルについて 説明します。 銅線を用いたケーブルは 「同軸ケーブル」と 「ツイストペアケーブル」の 2種類があります。 「同軸ケーブル」は 1本の銅線を絶縁体で囲んだ形状と なっています。 テレビのアンテナなどで よく使われています。 「ツイストペアケーブル」は 銅線を2本ずつペアにして、 束ねたケーブルとなっています。 ツイストペアケーブルは、 STP と UTP の 2つに分けられます。 それぞれの特徴を見ていきましょう。 STP の場合、 ケーブルがシールドで保護されているので、 ノイズを遮断しやすいという メリットがあります。 UTP はシールドがない分 ノイズの影響を受けやすくなりますが、 STP よりも取り扱いは簡単で、 価格も安い傾向にあります。 今回はシングルモードファイバ、 マルチモードファイバ、 銅線について説明しました。 ネットワークを構築する際には、 ケーブルの選択も非常に重要です。 今回紹介したケーブルの種類、特徴は 抑えておきましょう。

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