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レイヤ2スイッチによるデータ転送の例 - Cisco Packet Tracerのチュートリアル
コース: Cisco Certified Network Associate (200-301 CCNA) 試験対策:ネットワークの基礎
レイヤ2スイッチによるデータ転送の例
レイヤ2スイッチは 同じネットワーク内にある 機器同士を繋ぐときに よく利用されています。 今回はレイヤ2スイッチによる データ転送の例を紹介します。 L2 スイッチによる データ転送を行うには、 「MAC アドレステーブル」というものが 必要です。 MAC アドレステーブルとは、 どの機器が どのポートに繋がっているのかを登録した 一覧表のことです。 スイッチは、この MAC アドレステーブルを 参考にして、 データ転送を行なっています。 続いてスイッチの データ転送の例を見ていきます。 ここに書いてあるパソコン、 A、B、C は 同じネットワークの中にあります。 真ん中にある黒い機器は スイッチとなっています。 例えばパソコン A から パソコン C にデータを送りたい場合、 パソコン A の MAC アドレスが 送信元 MAC アドレス、 パソコン C の MAC アドレスが 宛先 MAC アドレスという 形になります。 まずパソコン A は スイッチに対してデータを送ります。 ここでスイッチは MAC アドレステーブルを確認し、 A の送信元 MAC アドレスと C の宛先 MAC アドレスが 登録されているかどうかを 確認します。 登録されていることを確認したら、 C にデータを 送るという流れになっています。 今回はスイッチの データ転送の例を紹介しました。 スイッチのデータ転送は、 他にも様々なパターンがあるので、 それについては 別のレッスンで詳しく紹介していきます。 まずはスイッチによる データ転送を行う際には、 MAC アドレステーブルが 重要であるということを 覚えておきましょう。