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サブネット化の概要 - Cisco Packet Tracerのチュートリアル
コース: Cisco Certified Network Associate (200-301 CCNA) 試験対策:ネットワークの基礎
サブネット化の概要
CCNA の知見範囲の中で 理解しにくい分野のひとつとなっているのが 「サブネット化」です。 今回はサブネット化について 説明していきます。 まずサブネットとは ネットワーク内で分割された ネットワークのことを指します。 ネットワークを分割することを サブネット化と呼んでいます。 ネットワークを分割することによって 通信トラフィックを緩和できたり、 ネットワーク障害の原因を 容易に特定することが可能になります。 続いてサブネットマスクについて 説明します。 サブネットマスクは IP アドレスを分割し、 どこがネットワークアドレスか、 どこが端末かを 識別するために使います。 サブネットマスクは、 10 進数とピリオドで 表記するケースと、 /24 と表現することもあります。 サブネットマスクは2進数だと このような形で表現されます。 この1の部分がネットワーク部、 0の部分がホスト部を 示しています。 ホスト部とは 機器、端末のことを言います。 サブネットマスクを計算する際には、 10 進数を2進数に 変換する必要があります。 10 進数と2真数の対応表は ご覧の通りです。 では実際に サブネットマスクの計算を やってみましょう。 例えば IP アドレスが 192.168.1.1 サブネットマスクが /24 の場合、 まずはそれぞれの数字を 2進数に変換します。 すると IP アドレス、サブネットマスクは このような形になります。 ここでポイントになるのが、 1がネットワーク部、 0がホスト部ということです。 このサブネットの数字に 注目してください。 ちょうど1と0の区切りとなっている所が こちらになっています。 そのため 192.168.1.1 という アドレスは 前の3つがネットワーク部で、 後ろのひとつが ホスト部を表しています。 今回はサブネット化について説明しました。 10 進数を2進数に変換するなど、 難しい部分も多かったと思いますが、 1の部分がネットワーク部、 0の部分がホスト部であることを まずは念頭に入れて 考えるようにしましょう。