コース: 試験対策:TOEIC600点を目指すための英文法

「-ly」を見つける

TOEIC Part5 には、 5秒以内で解ける問題があります。 TOEIC Part5 の問題を、 5秒で解くためには、 問題のパターンを覚えることが重要です。 この章でご紹介するパターンは、 全部で3つありますが、 今回は、1つ目のパターンを覚えましょう。 1つ目は、「-ly」タイプです。 これは、問題の空所前後、 1単語ずつを確認して、 選択肢の語尾が、 「-ly」のものを選べば正解です。 たったこれだけで解けるので、 慣れると、3秒で解けるようになります。 そして、この問題は、 ほぼ毎回出るので、 必ず解けるようにしておきましょう。 そして、この「-ly」を見つける問題は、 主に2つのパターンがあります。 それぞれ見ていきましょう。 まず、1つ目の問題パターンです。 これは、空所が be 動詞と 過去分詞形の間に挟まれている場合です。 この場合、空所には、 「-ly」で終わる単語を選びましょう。 「-ly」で終わる単語は、 副詞であることが多いです。 例えば、nicely, carefully, easily などがあります。 少しだけ、副詞のおさらいをしておくと、 副詞は、動詞を修飾します。 なので、今回のような問題も、 be 動詞と過去分詞の間には、 副詞しか入ることができません。 TOEIC の文法問題を解くときは、 品詞がわかれば、 解ける問題がたくさんあります。 語彙力を増やすことも大事ですが、 品詞を知っておくと、 正解が選べて、 スコアアップにつながります。 次に、2つ目の問題パターンを 見ていきましょう。 2つ目は、助動詞と動詞の原形に 挟まれた問題です。 この問題も、選択肢の中から 「-ly」を選べば、正解です。 理由は、1つ目のパターンと同じで、 動詞を修飾できるのは副詞で、 副詞は「-ly」で終わるものが 多いからです。 ちなみに、TOEIC でよく出てくる 主な助動詞には、 can/could /will/would /must/should /may/might などがあります。 ここで学んだ 「-ly」を見つけるパターンは、 TOEIC では、 本当によく出題されるので、 問題のパターンを覚えて、 確実に答えられるようにしておきましょう。

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