コース: C#:テスト駆動開発

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消費税に対応したメソッドを作成する

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コース: C#:テスト駆動開発

消費税に対応したメソッドを作成する

このレッスンでは、 テスト駆動開発を用いて 消費税に対応したメソッドを作成する 方法について解説します。 プロジェクトには 計算を行う Calc というクラスがあり Calc は getPrice というメソッドを ひとつ持ちます。 このメソッドは int 型の price を受け取り return で price を返すだけの 今のところシンプルなメソッドです。 そして、このプロジェクトの テストプロジェクトとして SampleDotNetTests というプロジェクトがあります。 そこにはテストケースが書かれており 現在 Assert.Fail Assert が失敗するテストが ひとつ記述されています。 もちろんテストを実行すると、 このプロジェクトは レッド、テストが失敗します。 それでは この Assert を成功するように 変更しましょう。 まず、Calc 型の インスタンスを作成します。 Calc 型の 変数名は小文字から始まる calc としましょう。 =new Calc インスタンスを作成します。 そして Assert AreEqual 引数の2つの値を比較します。 100 と calc の getPrice 引数に 100 を渡します。 このメソッドは 受け取った値をそのまま返すので、 1つ目の引数と2つ目の引数は 同じ結果になることが予想されます。 テストを実行してみましょう。 テストの結果はグリーンになりました。 今のところ、当然の結果です。 続いて getPrice は 与えられた値に 消費税の8%を掛けて返す という処理を考えます。 もちろん予想される結果はこうです。 100 を渡せば 108 が返ってくると 期待します。 テストを実行してみます。 もちろんテストは失敗します。 テスト駆動開発の開発に慣れれば、 この程度の修正は ひとつずつレッドグリーンを 繰り返す必要はありませんが、 今回は練習として少しずつ 処理を進めていきましょう。 続いて getPrice を修正します。…

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