コース: C#:テスト駆動開発

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ユニットテストについて

ユニットテストについて

このレッスンでは、 ユニットテストの概要について 解説します。 ユニットテストは、 単体テストとも呼ばれ、 クラスやモジュールの振る舞いに関して テストを行います。 特定の操作をした際に、 クラスのプロパティや メソッドの返り値が 正しいかどうかということをテストします。 クラスが取り得る動作の すべてをテストできるというのが もちろん理想ですが、 行動を記述するコストや テストを実行する時間などを考えると テストは要点を捉えたもの、 仕様として必要なもの、 よく不具合を起こしやすい内容などに 絞ることも必要です。 ユニットテストやテスト駆動開発を 記述することで 一般的に開発中の開発コストは増えるが その分、修正を行った際や 開発後の品質が保証されます。 ユニットテストでは、 仕様通りと期待される動作を テストとして記述します。 この仕様通りの動作 というところに着目して、 テスト駆動開発の発展型として、 振る舞いに着目した ビヘイビア駆動開発というのも存在します。 テストを作成したら、 期待通りの動作を行うように プログラムを修正します。 これだけ考えれば、仕様書があれば 仕様書通りに作成すればよい という考え方もできますが、 別の箇所を修正したり この行動をさらに修正した際に 仕様通りに動かなくなったことを、 ユニットテストがあれば 検出することができます。 このことによって、 プログラムの修正をより安全に 行うことができるようになります。 テストを作成するということは、 ユニットテストを作成しない場合よりも 開発の時間、または人的コストが よりかかることが一般的です。 ただし、テスト可能なクラス、 より整理されたクラスが作成され、 テストコードはある種の 仕様書のような役割を果たします。 ウォーターフォール開発では 最初に時間をかけて仕様書を作成しますが、 アジャイル開発では あまり仕様書の作成に時間をかけずに 変更を許容するという文化があります。 頻繁に仕様が変更された場合、 その仕様に合わせて…

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