コース: C#:テスト駆動開発

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IntelliTest を利用する

IntelliTest を利用する

このレッスンでは IntelliTest を利用して まだ行われていないテストケースを 抽出する方法について解説します。 ここに Calc というクラスがあり このクラスには GetPrice というメソッドが 実装されています。 ソリューションエクスプローラーには アプリケーションのプロジェクトの他に MsTest のプロジェクトが作成されており いくつかのテストケースが 記述されています。 ここで IntelliTest を利用して まだ実装されていないテストを 抽出してみましょう。 Calc クラスの定義に戻り、 右クリックから IntelliTest 「IntelliTest の実行」をクリックします。 すると Visual Studio が コードの処理の中から テストがエラーになるケースを 抽出してくれます。 結果を見ると このように order の値が null の場合のテストで テストが失敗します。 と表示されました。 確かに引数の order が null の場合 order のプロパティを 呼び出した場合 エラーが発生してしまいます。 IntelliTest の結果に基づいて 右クリック 「保存」を行うと このテストのテストケースが 追加されます。 null のチェックの他に 配列の要素の数は超えていないかの チェックなどを テストが抜けやすいケースについて 教えてくれます。 このコードでは IntelliTest の結果以外にも コードカバレッジのテスト結果も 表示しています。 この赤く表示されている部分が コードカバレッジで テストされていない処理です。 order の tax 消費税が0の場合のテストケースが ありませんというのを教えてくれています。 このようにカバレッジテストと IntelliTest を組み合わせると テストされていないケースを 抽出することができます。 このレッスンでは IntelliTest を利用する方法について 解説しました。

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