コース: ビジネスマナーの基礎:基本

身だしなみが人に与える影響を知る

コース: ビジネスマナーの基礎:基本

身だしなみが人に与える影響を知る

身だしなみによって、 人に与える印象は大きく変わります。 ビジネスの場でも、身だしなみを きちんとすることはとても重要です。 最初に、おしゃれと身だしなみの違いを 知っておきましょう。 おしゃれは趣味や流行を追うことで 自分自身が楽しむもの、 つまり個人を尊重したものです。 一方、身だしなみは 相手を不快にさせないよう 周囲を尊重して整えるものです。 ビジネスシーンでのあなたの身だしなみは、 会社のイメージを左右します。 相手に好感・信頼を与える身だしなみは、 仕事に対するあなたの姿勢を伝える 強い味方になってくれるものなんです。 初めて会った相手に対する 第一印象は数秒で決まると言われています。 相手は、あなたと初めて会った時に ほんの数秒であなたの身だしなみを見て、 あなたがどんな人かを決めてしまう 可能性があるわけです。 一度与えてしまった第一印象は その場限りのものではなく、後々にまで ビジネス全体に影響を及ぼします。 一度悪い印象を与えてしまうと、 それを挽回するには 時間と労力がかかります。 ビジネスの成功は、第一印象作りから 始まっていると言えるでしょう。 仕事を任せても安心 と感じていただけるよう、 配慮するのが身だしなみです。 相手に印象良く受け取ってもらい、 より良い関係作りをするために、 まず始めに身だしなみを整えましょう。 では、どのような点に気をつければ 良いのでしょうか。 まずは、身だしなみの ポイントを知っておきましょう。 第一に大切なのは清潔感です。 スーツを着れば良いのではなく、 靴下、ハンカチ、ヘアスタイルなど、 接する相手が不快に思わないような 身だしなみを整えましょう。 二番目として機能性が挙げられます。 動きやすさの他、 夏に汗をかいても目立ちにくい、 乾きやすいなど 素材にも気を配ると良いでしょう。 そして三番目は、ビジネスシーンに応じて 使い分けるということです。 例えば、企業によっては、ネクタイや上着を 着用しなくても良いという場合があります。 ただし、大勢の前で 発表するプレゼンテーションの場や 初めてお会いする お客様先へ訪問する場合などは、 上着、ネクタイをして行った方が きちんとして見えます。 このように、時と場所、 その場での役割に応じて 身だしなみは整えると良いでしょう。

目次