コース: ビジネスマナーの基礎:接客

面談時によくあるシーン別の対応方法を知る

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面談時によくあるシーン別の対応方法を知る

面談の目的によっては、 プレゼンテーションをする場合もあります。 また、社外で打ち合わせや商談を する場合もあります。 それぞれどのように対応すればいいのか、 確認しておきましょう。 取引先で商材説明や会社案内をする場合、 プレゼンデータでわかりやすく 説明することもあります。 訪問先でのプレゼンテーションの 基本の型を覚えておきましょう。 プレゼンテーションを 成功させるためには、準備が重要です。 目的に合わせたプレゼン資料を準備します。 シナリオを作成して リハーサルを行っておきましょう。 このときプレゼン時間を決めて、 時間内で説明を終えるように、 練習しておきます。 シナリオの骨子としては、 一般に自己紹介から目的・結論を先に話し、 主となる文章、現状把握、問題点や 課題、提案内容、具体的計画として スケジュール、そして この提案をご検討いただくよう結びます。 訪問先でのプレゼンテーションは 内容にもよりますが、 相手の共感を得ることを目的とし 相手の要望を丁寧に聞くための 呼び水として使うと良いでしょう。 クロージングのための プレゼンテーションでは、 より具体的な見積もりや詳細スケジュールを 提示することもあります。 訪問先でのプレゼンテーションは 相手の理解促進のための ツールとして使います。 話す速度や態度などにも配慮し 相手の理解を得られるように努めましょう。 この他、相手側が大勢参加する場合は、 プロジェクターの有無など、 会場環境も確かめておきます。 訪問目的がわかりやすく伝わるよう 自信を持ってプレゼンできるように、 なりましょう。 場合によっては、相手の会社ではなく 社外の喫茶店やホテルのロビーで 待ち合わせして 打ち合わせをすることもあります。 そのような場合の基本ルールを 知っておきましょう。 お店選びは、テーブルが広めの 静かな場所を選びます。 書類を広げることもあるため、 テーブルが広いところがいいでしょう。 また、店内が騒々しくない、 静かに話せる場所を選びましょう。 場所を決めたら、前もって 予約をしておきます。 待ち合わせ場所はわかりやすい 駅の改札や大きな建物などにします。 予めお店の場所、名前、電話番号を 知らせておくと、 不安にならずに済むでしょう。 現地で待ち合わせする場合は、 早めに到着し入口側を向いた席に座ります。 喫茶店などでは、商談や打ち合わせを メインに考えて、オーダーは コーヒーや紅茶などシンプルな物にします。 打ち合わせ中は周囲に聞かれるという 恐れもあるため、 機密事項などのときは、 配慮して声のトーンを落として 話します。 会計は商談が終わったタイミングや 相手が席を外した際などに 先に済ませておきます。 社用の商談や打ち合わせでは、 領収書をもらい、相手側に 払わせることのないように配慮します。 取引先への訪問では、 その目的はさまざまですが、 基本となるのは、相手に敬意を払い 以降も継続的に関係性を強化するための 訪問であることがほとんどです。 基本の型として覚えて 自信を持ってひとりで訪問できるように なりましょう。

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