コース: ビジネスアナリシスの基礎:コンピテンシー

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テクノロジーの状況を理解するスキル

テクノロジーの状況を理解するスキル

ビジネスアナリシスで中心に 見るものはビジネスですが、 ビジネスのデジタル化がさらに進む今後は、 顧客への価値を高めて会社の収益に 貢献するデジタルやテクノロジーにも 理解を広げていくことが求められます。 ブレイディはこれまでの経歴から、 従来のテクノロジーにかなり詳しく、 それは、ユーザーの状況を理解する 助けになっています。 一方、同僚の中には、 従来のテクノロジーがわからないものの、 最新のテクノロジーを使いこなして 将来を見通せる BA がいます。 一番いいのは、 両方のスキルを合わせることです。 そうすれば、ユーザーの抱える 問題に寄り添いながら、未来の可能性も 思い描くことができます。 テクノロジーの状況を理解するという時、 私はこの2つを意識しています。 1つは、テクノロジーの過去、 もう1つは、 テクノロジーに可能なことです。 そもそも、テクノロジーの過去を 理解することが どうして重要なのでしょうか。 ステークホルダーからは、 過去や現在のテクノロジーに基づいた リクエストが毎日のように寄せられます。 要求にも、過去や現在のテクノロジー利用を 前提とした表現が山のように 含まれています。 ただ、聞いたままの内容をユーザーや 会社のニーズとしてしまうと、 弊害もあります。 過去に囚われていると、 未来へと飛躍できないからです。 BA は、ユーザーの言葉に耳を傾けて 理解するだけでなく、 どの部分で過去のテクノロジーが前提に なっているかを見分ける必要があります。 その上で、ユーザーの語るニーズの本質を、 将来のテクノロジーとテクノロジーを 取り巻く状況に当てはめていく 必要があります。 会社やプロダクトに活用する テクノロジーの未来を見通し、 好奇心を持ち続ければ、 それぞれのニーズとテクノロジーの 動向に応じた未来を想像できるよう、 ステークホルダーを 支援することができます。 最新のテクノロジー動向を 少し知るだけでも、 課題や対処法をめぐる ステークホルダーの見方は 一変するかもしれません。 BA は、ステークホルダーが未来思考で 実現可能性を考えられるよう支援します。 この2つの組み合わせは、 時に魔法のような成果につながります。 テクノロジーの進化の歴史と、 各世代で可能になったこと、そして、 会社や製品が採用している現行のシステムを…

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