コース: ビジネスアナリシスの基礎:ビジネスプロセスモデリング

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図の選択方法とその理由

図の選択方法とその理由

1番はじめから始めましょう。 始まりにふさわしいところから。 これは、私の家族のお気に入りの歌、 ドレミの歌の導入部分ですが、 ビジネスプロセスを構築するときにも いえることです。 このコースを通じて、 もっとも一般的な 4つのプロセスモデルを紹介し、 それぞれがどう関連しているのか 解説しました。 分析を大枠から始め、 詳細レベルに進めていくことの利点と 論理性を理解できたと思います。 最初のコンテキスト図から、 フローチャート、プロセスマップまでの 流れを振り返りましょう。 まず、組織の大枠の中での立ち位置と、 外部エンティティとの関わりを見ました。 それが、コンテキスト図です。 コンテキスト図は、 組織が顧客に対し製品やサービスを 提供するために必要なものや、 外部エンティティとの関わり合いを 示したものです。 コンテキスト図は、 組織が目的を果たすために 誰が何をするべきかを理解するのに 役立ちます。 機能フロー図は、組織内の複数の部門が 顧客などの外部エンティティと どのように関わり合っているかを 示すものです。 組織内の活動については、 外部エンティティより大きな影響を 持つことができます。 クロスファンクショナルフローチャートは、 組織における部門間の 業務の流れを表すものです。 このチャートは、顧客によるトリガーから サービスや製品の提供に至るまで、 1つの取引の最初から最後までを 網羅しています。 取引を効果的に進め、コンプライアンスを 順守するためにどのような順序で、 どう調整すべきかを考えるさいに 非常に役立ちます。 時間や処理を分析することで、 求められる成果を達成するための 最善の方法を知ることができます。 でも、情報を詰め込み過ぎると、 チャートの価値が薄れてしまいます。 詳細なプロセスを入れると きりがありません。 プロセス全般の細かいステップは 数千に及ぶかもしれません。 そこで、サブプロセスが必要になります。 チャートを作りつつ、 多くのサブプロセスを特定します。 最後に、クロスファンクショナル フローチャートの すべてのサブプロセスを展開し、 もっとも詳細なフローチャートを作ります。 クロスファンクショナルフローチャートの サブプロセスの分だけ、 フローチャートを作成する必要があります。 クロスファンクショナルフローチャートが…

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