コース: ビジネスアナリシスの基礎:ビジネスプロセスモデリング

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クロスファンクショナルフローチャートの特徴

クロスファンクショナルフローチャートの特徴

それでは、水泳大会を始めましょう。 クロスファンクショナルフローチャートの 特徴は、プールのレーンのような 見た目です。 そのため、実際にスイムレーン図と 呼ばれることもあります。 各スイムレーンは、水泳競技のように、 特定の部門の責任下にある すべての活動を包括するものです。 自分のレーンから出てはいけません。 クロスファンクショナルフローチャートは、 上に明確なラベルづけがされています。 プロセスに関与する必要のある アクターだけに、それぞれ専用の スイムレーンが割り当てられます。 この例では、顧客、販売部門、 クレジットカード会社の3つのアクターが プロセスに関与しています。 このチャートの優れた点は、 ひと目で誰がプロセスに関与しているかが 分かることです。 クロスファンクショナルフローチャートを 作るテンプレートは数多くあり、 少しずつ異なる図形が使われていますが、 基本的な形は同じです。 いろいろな図形はそれぞれ特有の 意味を持つため、その意味を知っておくことが 重要です。 これらの図形は、 フローチャート記号と呼ばれます。 フローチャート記号には さまざまな種類があり、 特定の目的があります。 もっともよく使われる 6つの記号を紹介します。 まず、円は、開始点と終了点として 使われる記号でターミネーターとも 呼ばれます。 ターミネーターはプロセスが開始、 または終了するところを表します。 テンプレートによっては、 円はほかのプロセスマップへの リンクを意味し、円の上にトリガーが 追加されます。 このように円、または角丸四角形を 開始点と終了点に使い、 トリガーを角丸四角形の中に入れます。 読み手が混乱しないよう一貫性を 保つことが重要です。 次は、もっともよく使われる形で プロセスボックスと呼ばれる長方形です。 私は角が直角の四角形を使いますが、 丸いものもあります。 どちらも同じ意味です。 プロセスボックスは、 実行される作業を示し、 それを担当するアクターの スイムレーンに配置されます。 ここで、営業部門が購入金額を提出します。 クレジットカード会社が購入を承認し、 営業部門が販売を完了してプロセスが 続いていきます。 活動が詳細になる場合は、 別途プロセスワークフローか フローチャートが必要です。 定義済みプロセス、 またはサブプロセスとして…

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