コース: レジリエンスを高める

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心のフレームを組み直す

心のフレームを組み直す

自分の心のフレームを洗い出したら、 次にその心のフレームを 今の自分に最適な状態に組み直します。 このことを リフレーミングと言います。 リフレーミングでは具体的に 3つのことを行います。 1つ目はフレームを維持すること、 2つ目はフレームを 明確化すること、 そして3つ目は フレームを消すことです。 ひとつずつこれらを見ていきましょう。 まずフレームの維持ですが、 フレームの中には そのフレームを維持することで、 日常生活でのトラブルを 避けることができるものがあります。 そういったフレームは 維持すると決めます。 どのフレームを維持するか決めることにより 維持すると決めたフレームに 関連する問題が発生しても イライラする感情が 少なくなることが期待できます。 例えば電車の中で 食べ物を食べてはいけない というフレームがないと 何が起こるでしょうか。 電車の中で食べ物を平気で食べることにより 隣の席に座ってる人と トラブルになる可能性があります。 このことからこのフレームを 必要であると判断して 維持することを決めます。 フレームを明確化することも レジリエンスの強化につながります。 フレームの中には よく考えると曖昧で、 形が不明確なものがあります。 そこで不明確なフレームが現れた時は 3段階に分けます。 「許せる範囲」 「少し気になるが許せる範囲」 そして「許せない範囲」です。 これらのフレームを明確化することで、 イライラのポイントが限定的になり、 減ることが期待できます。 例えば「長期休みは早めにいうべきだ」 というフレームが見つかった場合、 明確化して いつまでに言えば許せるのか はっきりさせます。 またどこまでが許せる範囲かを 関係性によっては相手に伝えます。 そうすることにより 自分の周りにもどうすれば良いのか 明確化され、 イライラが減ることが期待できます。 最後にフレームを消します。 フレームは本来時間の経過とともに 更新していく必要があります。 時代にそぐわない、または 場に不適切であるなど、 誰のためにもならないフレームを 見つけた場合、 消してしまいます。 このことで自分の周りも ストレスが軽減されることが期待できます。 「営業はおでこを見せるべきだ」 というフレームがあったとします。 しかし時代の変性に伴って ビジネスシーンでの…

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