コース: レジリエンスを高める

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レジリエンスでのストレスの概念を理解する

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レジリエンスでのストレスの概念を理解する

それでは、 ストレスが何かということも、 具体的に見てみましょう。 皆さんは、 どんなことをストレスと捉えますか。 一般的なストレスに対する考え方では、 嫌なことがあったときに、 ストレスが発生し、 自分の好きなことをして そのストレスを発散すると、 多くの方が思われるのではないでしょうか。 レジリエンスでは、 考え方が少し違うと言えます。 一般的な嫌なことはもちろんですが、 喜ばしいと言えるような生活の変化や レクリエーションが増えるなどの ことであっても、 すべてをストレスと捉えます。 例えば、週末に 楽しみなゴルフに行くとした場合、 ゴルフボールは十分か、 予約は大丈夫かなど、 たくさんのことを記憶しておく 必要があると言えます。 このように、脳に負荷がかかることは 良いことであってもストレスになります。 また、ストレスにより、 度合いはさまざまです。 この表は、ブランダイス大学が出している ライフイベントに対する ストレス度の一例となります。 ここでは、配偶者の死が 100、 結婚が 50、 社会活動の変化が 18 となっていますが、 人によって、どのライフイベントで どのくらいのストレスがかかるかは、 変わってきます。 ここでは、ストレスとは何かを 見てきました。 レジリエンスを高めるためには、 行動すべてをストレスと捉え、 それを数値化し、 今の自分の状態を知るということが 第一歩になります。

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