コース: アカウンタビリティを企業文化として根付かせるには

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チームに対するリーダーのアカウンタビリティ

チームに対するリーダーのアカウンタビリティ

リーダーはチームメンバーなど 数多くの相手に 自分のアカウンタビリティを 果たす必要があります。 それには目標達成に必要なリソースを チームに提供することも含まれます。 こうしたリソースには 時間や予算、承認、 経営陣への報告や取り組みに関する 各種サポート、 問題解決など様々な事柄が含まれます。 チームの成功を助けることは リーダーの仕事であり、 成功に必要なリソースを用意せず 結果だけ求めるのはフェアではありません。 もしチームが成功を収められなければ 一緒に罰を受ける。 これがリーダーのアカウンタビリティです。 チームの失敗はリーダーの失敗であり インセンティブにもそれが 反映されるべきです。 一方チームの成功は リーダーの成功です。 成果に応じたボーナスや褒賞を リーダーもメンバーも受けるべきです。 リーダーは結果を共有することにより チームメンバーとの信頼関係を築くのです。 私が働いていた大手金融機関では 地位を問わず、 全員のインセンティブを 整合させていました。 例えば上司が5億ドルの 売り上げ目標を与えられた年は 私は1億ドル分を引き受けました。 その1億ドルを自分のチームと他のチームに 3千万、1千万、2千万といった具合に 振り分けることで 5億ドルの2割を担ったのです。 何をすべきか、誰にとっても明確でした。 成果を達成した場合の報酬、 達成しなかった時の責任の取り方も 全員が理解していました。 幸い目標は達成され、 私たちはアカウンタビリティに応じた 多額のボーナスを受け取りました。 リーダーはチームのアカウンタビリティの 内容を見直し、必要なリソースを聞き出して 彼らへ確実に届ける必要があります。 予算がなければ確保し、 問題があれば取り除くのです。 必要なものが揃っているチームほど 成功の可能性は高くなります。 次に各自の目標とインセンティブが 同じ方向を向いていることを確認します。 一人一人の目標が同じ成果に 集約される必要があります。 目標を達成した場合の報酬と達成しなかった 場合の罰則を全員に認識させます。 達成すべき成果やインセンティブの内容、 評価基準をチームが明確に認識すればするほど 成功の可能性は大きくなります。

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