コース: アカウンタビリティを企業文化として根付かせるには

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アカウンタビリティを受け入れる

アカウンタビリティを受け入れる

大切なことは自身の アカウンタビリティの内容と アカウンタビリティの相手、 その両方を理解することです。 アカウンタビリティの内容とは自分の仕事と チームの仕事を達成することです。 チームの仕事といっても、それを自分で 引き受けるという意味ではありません。 チームによる成果達成のアカウンタビリティを 彼らに負わせ、 同時に自分も負うということです。 自分に問いかけてみましょう。 周囲は自分に何を求めているか? 周囲が自分やチームに 期待している成果は何か? 次にアカウンタビリティの相手ですが いくつかは簡単ですね。 まず自分のチームです。 彼らが必要とするリソースを確保し、 適切な指導、訓練、指揮をすることが アカウンタビリティです。 そして自分の上司です。 もう少し視野を広げてみましょう。 同僚や仕事仲間、 あなたの成果を必要とする社内の人々すべてが アカウンタビリティの相手になりませんか? さらに広げて考えれば 社内、社外の顧客も対象になります。 あなたは社内の人々に サービスを提供しています。 あなたが達成した成果が会社の製品や サービスに反映され それが顧客に届き 対価を得ているわけです。 株主や経営者も対象です。 チームの数値目標が積み重なって 全社目標が達成されます。 つまり投資に見合ったリターンを 彼らに届けるには 各自がアカウンタビリティを 果たす必要があるのです。 私の経験を紹介します。 私の顧客に病院の 管理責任者がいます。 この場合、アカウンタビリティの相手は まず自分が責任者を務める管理部門、 次に自分の上司、そして病院全体です。 さらに直接の関係はありませんが 患者もアカウンタビリティの相手になります。 管理部門の成果は医療サービスの質に 直結するからです。 病院の職員も対象となります。 管理部門の成果は現場の 円滑な業務に影響するためです。 病院の直属ではないとしても 勤務する医師も対象です。 医師として意見を代弁する 役割があるためです。 彼一人が色々なアカウンタビリティを 負っているわけです。 自分のアカウンタビリティを定義する 質問を紹介します。 私が義務を果たさないと困る人や 質問する人は誰か? 私の成果は誰を助け 喜ばせているか? 誰が私に仕事を割り振り、 依頼しているか? 誰の仕事なら自発的に引き受けるか?…

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