パスに分けて出力する - Blenderのチュートリアル

ここでは、作成したシーンを レンダリングする時に ディフューズやスペクタキュラーなど レンダリングパスごとに ファイルをレンダリングする 方法を解説します。 まず、このシーンをレンダリングした時に パスに分けるには どのようなパスが必要なのか 設定する必要があります。 パスの設定は、プロパティエリアの この「View Layer」プロパティを 使用します。 すると、ここには「パス」の項目の下に 「データ」、「ライト」というふうに 自分が必要なパスを選択できるように なっています。 ここでは、データでは「統合」、 統合はすべてのパスが合成された状態です。 通常のレンダリングされた状態です。 Z は Depth Map と言って 奥行き情報を グレースケールで表示するものです。 次に必要なのが、「ライト」の中の 「ディフューズ」です。 「ディフューズ」の、「直接」「間接」から すべてチェックを入れておきましょう。 「光沢」もすべてチェックを入れて ここでは、「伝播」 トランスミッションの値も 選択しておきます。 「サブサーフェース」は使用していないので 選択しなくても大丈夫です。 そして、「影」 「アンビエントオクルージョン」 あとは「環境」も チェックを入れておきましょうか。 このように、今「統合」と「Z」 「ディフューズ」「光沢」 「伝播」「環境」「影」 「アンビエントオクルージョン」 このようなパスを選択しました。 それではこのパスを レンダリングしてみます。 レンダリングするには、 この出力プロパティに戻って 出力する解像度を設定しておきます。 解像度を設定したら レンダーメニューから 「画像をレンダリング」を選択します。 レンダリングが終了すると このように画像ウィンドウに レンダリングした画像が表示されます。 その他のパスがどのように レンダリングされているのかを 確認するには、 この「統合」と 書かれているところを選択して、 例えば「深度」であれば「深度」 「AO」 AO は アンビエントオクルージョンです。 「影」 このように、選択したパスが それぞれレンダリングされていることが わかります。 静止画では、自動的にこれらのパスが 保存されることはないので、 ひとつひとつ、パスを表示しながら 画像メニューから 保存を選択して保存をしてください。…