コース: Blazor 基本講座

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Blazor WebAssemblyとBlazor Serverの違いを知る

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コース: Blazor 基本講座

Blazor WebAssemblyとBlazor Serverの違いを知る

Blazor には Blazor WebAssembly と Blazor Server という 大きく2つの ホスティングモデルがあります。 この2つの違いは何かというと、 Blazor WebAssembly が 名前の通り WebAssembly という機能を利用して クライアント側で動作する。 そして Blazor サーバーは ASP.NET のように サーバーで動作するという違いがあります。 クライアントというのは ブラウザを起動して Web ページを見ているユーザーの パソコンです。 Blazor サーバーは インターネット上でアクセスできる サーバーに設置されています。 このことによって どのような違いが発生するかを 確認してみましょう。 まず Blazor WebAssembly の プロジェクトを作成します。 Pages フォルダーの中の Counter.razor ファイルに 少し手を加えましょう。 Counter.razor ファイルは ボタンをクリックすると、 数字がひとつずつ進む カウンターを表示したページです。 初期プロジェクトのテンプレートでは 動作にほとんど 違いはありません。 ここに少し手を加えて static キーワードをつけます。 アプリケーションを実行しましょう。 Microsoft Edge と Google Chrome の2つのブラウザで 同じページを表示しました。 カウンターを増やしてみます。 ひとつずつカウンターが増えます。 こちらをクリックすると、 こちらもひとつずつ増えます。 それぞれのブラウザで 別々にカウントが進んでいることが わかります。 続いて Blazor サーバーのプロジェクトを 同じように変更します。 Counter.razor の 12 行目、 static をつけましょう。 アプリケーションを 再び2つのブラウザで開いて、 動作を確認してみます。 まず片一方のブラウザで カウントを進めます。 3回クリックして3まで進めました。 続いてもう片方のブラウザで クリックします。 数字がどのように変化するか 注目してください。 このように1回クリックした状態で 0から4になりました。 これは、このデータが サーバー側で保持されているため 複数のクライアント、 複数の PC から 操作を行っても、…

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