コース: Blazor 基本講座

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定期的に処理を呼び出す

定期的に処理を呼び出す

Blazor WebAssembly アプリケーションで 定期的に処理を実行します。 まず、動作するアプリケーションの 動きを確認します。 「現在時刻を表示」と書かれたボタンを クリックすると、 これは時間を更新する処理が 1秒ごと実行されていると思ってください。 こちらの「停止」ボタンをクリックすると、 処理が停まります。 もう一度クリックすると、 このように現在の時刻から 処理が再開されます。 それではこのプログラムが どのように実行されているのか 確認しましょう。 処理を実行している index.razor ページを表示しました。 ボタンは button タグで記述されており、 @onclick から始まる Razor 記法で StartTimer と StopTimer の メソッドをそれぞれ呼び出しています。 StartTimer と StopTimer は 同じファイルに @code、 @code の中で記述されています。 StartTimer では、 Timer クラスを生成し この Timer は1秒ごとに 処理を実行するという値を渡しています。 1000 ミリ秒を指定しています。 続いて1秒ごとに実行する処理を 指定します。 Update というメソッドを 1秒ごとに実行しています。 Update メソッドでは、 現在時刻を文字列として取得して それを Time という変数に指定しています。 最後に StateHasChanged メソッドを 呼びだしていることに注目してください。 そして StopTimer メソッドでは 先ほど生成した Timer クラスの インスタンスの Stop メソッドを 呼び出しています。 これで1秒おきに実行する処理が 停止します。 このように C# の Timer クラスを 使うことで、 定期的に処理を実行するという機能を 実装することができます。 button の onclick などの イベント処理では必要なかった StateHasChanged メソッドの呼び出しが 画面の更新で必要になることに 注意してください。 もしこのメソッドがなかったら どうなるでしょう? 処理をコメントアウトして もう一度実行してみましょう。 「現在時刻を表示」のボタンを クリックすると、 このように変更されても…

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