コース: AutoCAD LT 2020 基本講座:注釈と図面

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ブロック定義で図形を登録する

ブロック定義で図形を登録する

ブロック図形の登録時に 様々な設定項目が存在します。 それらをしっかりと設定することで ブロックの効果を高めることができます。 今回は Chapter_05 フォルダーの 02-Block を使用します。 このファイルには 事前に登録する図形を 作成しておきました。 登録をする前に 現在の状態を確認します。 この図形の上にカーソルを合わせると 線分であることがわかります。 こちら側の図形は 円弧です。 現在はそれぞれが 別々の図形となっています。 さらにプロパティを確認すると 画層が0画層、 色と線種が ByBlock となっていることがわかります。 ではコマンドを実行します。 キーボードから入る方は B と入力し Enter で入ることができます。 リボンを使用する方は 「ホーム」タブ 「ブロックパネル」 「ブロック作成」のアイコンを クリックします。 すると「ブロック定義」 ダイアログボックスが表示されます。 まず名前を入力します。 今回は Wood Door として WD-01 とします。 次に挿入基点を指定します。 挿入基点とは ブロック図形を挿入する際の基点のことで 挿入する時のことを イメージして決めます。 では「挿入基点を指定」ボタンを クリックします。 今回は左下の端点をクリックします。 次に登録する図形を選択します。 「オブジェクトを選択」ボタンを クリックします。 オブジェクトを選択に対し 登録する図形を選択します。 選択後は必ず Enter で 確定します。 ブロック登録を行う場合は 必ず「名前」「挿入基点」 そして「オブジェクトを選択」 この3つの項目は 指定するようにしましょう。 このラジオボタンは登録完了後に 登録した図形をどうするかの 事後処理の指示です。 「保持」は線分や円弧といった 登録する前の状態のまま 画面上に残ります。 「ブロックに変換」はブロック参照として 画面上に配置されます。 「削除」は文字通り削除され 残りません。 今回は「ブロックに変換」に チェックをつけてみます。 「異尺度対応」に チェックを付けることにより 異尺度対応オブジェクトとなります。 「XYZ 尺度を均一に設定」に チェックを付けることにより それぞれの方向の尺度を 固定することができます。 「分解を許可」に チェックを付けることにより…

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