コース: AutoCAD LT 2020 基本講座:注釈と図面

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文字を編集する

文字を編集する

AutoCAD LT には 文字記入コマンドで作成した 文字オブジェクトと マルチテキストコマンドで作成した マルチテキストオブジェクトの 2種類が存在します。 編集するには、それぞれ別のコマンドが 用意されていますが、 それらを使い分けるのも手間です。 効率を考慮した編集方法を 習得することで、 作図効率を高めることができます。 今回は「Chapter_01」フォルダの 「06-Textedit」を使用します。 文字を編集するには 文字編集コマンドと マルチテキスト編集コマンドがあります。 マルチテキスト編集コマンドは マルチテキストのみ編集可能で 文字、すなわち文字記入コマンドで 作成した文字の編集ができません。 それに対し、文字編集コマンドは 両方に対応しています。 ここでは文字編集コマンドを紹介します。 まず、文字の種類を確認します。 カーソルを合わせると こちらは文字であることが分かります。 こちらは、マルチテキストです。 では、文字のほうから編集します。 コマンドを実行しますが このコマンドは規定では リボンに配置されていません。 今回は、キーボードを使用します。 「ED」と入力し、Enter します。 「注釈」オブジェクトを選択 というプロンプトに対し まずこの文字列を選択します。 編集状態に入りました。 内容を変更します。 変更後は、Enter で確定します。 プロンプトには引き続き 「注釈オブジェクトを選択」と 表示されています。 この文字編集コマンドは 単一モードと複数モードがあり、 規定では複数モードとなっているため 続けて編集を実行することができます。 では、マルチテキストを選択します。 マルチテキストを選択すると マルチテキスト用の エディタが表示されます。 そしてリボンにも 「テキストエディタ」のタブが 表示されています。 では、内容を変更します。 変更後は、エディタの外をクリックし 確定します。 ここでコマンドを終了するため Enter します。 このマルチテキストは 定義幅を含んでいるため 自動的に改行されました。 マルチテキストを選択すると グリップが表示されます。 このグリップを移動することにより 1行にすることができます。 Escape で選択状態を解除します。 このように、文字編集コマンドを 使用することにより、…

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