コース: AutoCAD LT 2020 基本講座:注釈と図面

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寸法の位置を編集する

寸法の位置を編集する

寸法記入後に位置の変更を 必要とする場合があります。 この場合は、グリップ編集を 使用することにより スムースに作業を行うことができます。 ただし、対応できないケースもあります。 その際にスライド寸法を使用します。 今回は「Chapter_02」フォルダの 「06」「Dim_Edit」の 「02」を使用します。 ここでは、寸法位置を変更するために 2つの方法を紹介します。 まず1つ目がグリップ編集です。 今回は、この 40 という寸法を 右側にずらします。 グリップ編集を使用する場合は ここに「コマンドを入力」と 表示された状態で、図形を選択します。 寸法を選択すると、寸法補助線の基点、 寸法線の端末、 そして寸法値の挿入位置に グリップが表示されます。 今回は寸法値のグリップ上に カーソルを合わせます。 するとこのようにメニューが表示されます。 グリップ編集にはいくつかの方法があり その方法が表示されます。 まず「文字のみを移動」を選択します。 するとこのように プレビューイメージが表示されます。 任意の位置でクリックします。 次に「引き出し線と共に移動」を 選択します。 するとこのように プレビューイメージが表示されます。 今回も任意の位置でクリックします。 引き出し線付きの寸法に変わりました。 次に「寸法線と共に移動」を選択します。 するとこのように、 寸法線も合わせて移動します。 今回はこの位置でクリックします。 終了する時は Escape で終了します。 このグリップ編集は それぞれの位置で異なる動きをします。 例えば、この寸法補助線の 基点のグリップを移動すると、 このように寸法値の内容も更新されます。 必要に応じて使用しましょう。 次はこのように寸法補助線を 傾けることにより、 寸法値を上に移動します。 この場合は、 グリップ編集では対応できません。 寸法編集コマンドを実行します。 キーボードを使用する方は「DEE」 と入力し Enter します。 そしてスライドオプションを選択します。 リボンを使用する方は「注釈」タブ 「寸法記入」パネルをクリックし 「スライド寸法」コマンドを実行します。 「オブジェクトを選択」に対し 寸法を選択します。 この寸法編集は 複数選択することができますが 今回はひとつだけですので Enter で確定します。…

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