コース: AutoCAD LT 2020 基本講座:注釈と図面

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文字スタイルを設定する

文字スタイルを設定する

AutoCAD LT で文字を記入する場合 事前に文字スタイル管理コマンドにより 設定を行えます。 特に日本語を使用して 文字を入力する必要がある場合は しっかりと設定を 理解する必要があります。 今回は Chapter_01 フォルダーの 「01-Style」を使用します。 AutoCAD LT で使用することのできる フォントには2種類あります。 ひとつが左側に配置されている True Type フォントです。 True Type フォントは Windows の標準フォントで アウトラインフォントです。 文字が輪郭で囲まれ 中が塗りつぶされている ということが特徴です。 MS ゴシックや MS 明朝などがそれにあたります。 もうひとつが右側に配置されている SHX フォントです。 SHX フォントは AutoCAD 固有のフォントで ベクトルで構成される ストロークフォントです。 線分や円などと同様に 線の幅情報がありません。 そのため印刷時に その他の図形と同じように 線幅を指定します。 では設定を確認してみます。 キーボードから入る方は 「ST」と入力して Enter で入ることができます。 リボンを使用する方は 「ホーム」タブ 「注釈」パネルの パネルタイトルをクリックし 「文字スタイル管理」のアイコンを クリックします。 「文字スタイル管理」ダイアログボックスが 表示されました。 まずフォントを確認します。 フォント名プルダウンリストを クリックすることで 一覧が表示されます。 接頭に TT とつくフォントが True Type フォントです。 それに対して接頭に コンパスを象ったアイコンが ついているものが SHX フォントです。 そして重要になるのが このスタイルです。 AutoCAD LT では文字列に 直接フォントを適用せずに スタイルを介して適用します。 これにより、文字をグループとして 管理することができます。 例えばスタイルのフォントを変更すると そのスタイルで作成された文字列 すべてに変更が適用されるということです。 ここでは4つのスタイルがありますが テンプレートとして ACAD LT ISO を選択した場合は Annotative そして Standard この2つが既定として 用意されています。 SHX と TT は…

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