コース: AutoCAD LT 2018の新機能

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角度のある文字列となる図形にSHX文字認識コマンドを使用する

角度のある文字列となる図形にSHX文字認識コマンドを使用する

コース: AutoCAD LT 2018の新機能

角度のある文字列となる図形にSHX文字認識コマンドを使用する

このレッスンでは角度のある文字列となる 図形の適用方法を紹介します。 今回はプロジェクトファイルを使用します。 クィックアクセスツールバーの [開く]をクリックします。 ファイルナビゲーション ダイアログボックスが表示されますので 「project_files」フォルダー> 「04」フォルダー> 「PDFSHXTEXT」を選択し [開く]をクリックします。 このファイルには PDF 読み込みコマンドで ジオメトリとして挿入された図形が 配置されています。 今回はこの 90 度傾いた数値に コマンドを適用します。 [挿入]タブ>[読み込み]パネル> [SHX 文字認識]を実行します。 「オブジェクトを選択」に対し 目的の図形を選択します。 Enter で実行します。 結果を確認します。 「1個の文字オブジェクトが 作成されました」とあります。 [閉じる]ボタンをクリックします。 マルチテキストにはなりましたが 内容は変わってしまっています。 今回は内容を確認してみましょう。 まずマルチテキストを選択します。 作図領域で右クリックし ショートカットメニューを表示させ [オブジェクトプロパティ管理]を 選択します。 プロパティリストの内容を確認すると 「~」が表示されています。 つまり先ほど数字の2の形状を していた図形が 変換後は幅係数が約 0.7 倍の 「~」になったことになります。 プロパティパレットを閉じ クィックアクセスツールバーの [元に戻す]ボタンをクリックし 変換前の状態に戻ります。 SHX 文字認識コマンドは コマンド実行時の X 軸を基準として フォントと比較されます。 つまり変換後に 90 度や 45 度など 角度のある文字列となる図形に コマンドを適用する場合は 事前に X 軸の方向を 定義する必要があります。 この X 軸を定義するには UCS コマンドを使用します。 既定の設定では UCS コマンドは リボンに表示されていないため 今回はキーボードから入力します。 「UCS」と入力し Enter します。 「原点を指定」というプロンプトに対し この端点をクリックします。 「X 軸上の点を指定」に対しては この端点をクリックします。 「XY 平面上の点を指定」に対しては Y 軸が左側を向いている位置であれば どちらでも結構です。…

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