コース: AutoCAD LT 2018の新機能

今すぐコースを受講しましょう

今すぐ登録して、23,100件以上登録されている、業界エキスパート指導のコースを受講しましょう。

ネストされた参照ファイルの表示方法を確認する

ネストされた参照ファイルの表示方法を確認する

コース: AutoCAD LT 2018の新機能

ネストされた参照ファイルの表示方法を確認する

このレッスンでは外部参照パレットの ファイル表示に関する改善点を紹介します。 今回はプロジェクトファイルを使用します。 クィックアクセスツールバーの [開く]をクリックします。 ファイルナビゲーション ダイアログボックスが表示されますので 「project_files」フォルダー> 「03」フォルダー> 「MISSING」フォルダー> 「XREF-04」を選択し [開く]ボタンをクリックします。 すると、「1つまたは複数の参照ファイルが 見つからないか読み込めません。」という プロンプトが表示されます。 外部参照パレットが表示されていない方は [外部参照パレットを開く]を 選択してください。 既にパレットが表示されている方は [見つからない参照ファイルを無視]でも 構いません。 今回は[外部参照パレットを開く]を 選択します。 それでは参照パレットを確認してみましょう。 このファイルには6つの参照ファイルが 配置されていますが すべてのファイルのパスに問題があります。 今回確認するのが この「孤立」という表記です。 この表記は 2018 から追加されたもので ネストされている参照ファイルに 問題がある場合に表示されます。 つまりこの「階段」という参照ファイルは 「1F-TOP」「2F-TOP」「3F-TOP」の いずれかの図面に 外部参照されているということです。 ただし、この状態ではどの図面に 外部参照されているかが分かりません。 ここで表示方法を切り替えます。 パレット右上の[ツリー表示] ボタンをクリックします。 すると、このように階層を確認することができ 「階段」は「1F-TOP」に 外部参照されていることが分かります。 従来のバージョンでも この[ツリー表示]機能はありましたが パスに問題がある場合 参照ファイルの位置関係を認識できずに 階層的に表示することができませんでした。 2018 からはこのように 階層的に表示することができ ネストされている参照ファイルの パスに問題がある場合にも 素早く対応することが できるようになりました。 このレッスンでは外部参照パレットの ファイル表示に関する改善点を紹介しました。

目次